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令和07年04月14日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和7年4月10日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

質疑項目

  • 発表項目等に関する質疑
  • 医療搬送用ヘリ事故を受けた対応
  • 戦争の記憶の継承
  • 熊野青藍高校開校式
  • 職員への年度始めのあいさつ
 

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から今日2点お話を申し上げたいと思います。先ほど1回目の三重県の関税対策会議、これを開催をさせていただきました。三重県は他の県と比べても製造業の割合が高い県でありますので、また農産品も輸出をしているものもありまして、支障が出る可能性があるということで、既に4月4日の日に三重県庁内には産業関係、それから農林水産の関係ですが、窓口を設けております。それぞれの担当課で設けておるんですけれども、それに加えて、今日、本部会議を開催をしまして、今のところこの窓口への相談はないんですけれども、今後影響が出てくる可能性があるということでありまして、2点、私の方から指示をしました。一つは、関係者の方々へ丁重な聞き取りをやって影響を把握することと、この会議は定期的に開催をしようと思っています。影響は関税が課されてすぐには出ないと思いますけど、1カ月たって2カ月たって出てくる可能性は十分ありますので、定期的に開催をしたいと思っております。それから、聞き取った影響を受けて対応していく必要がありますので、国に要望することもあるでしょうし、県として補正予算で対応していくものも出てくる可能性があります。そういったものも検討していこうと思っております。申し上げたのは、長期的な対応になる可能性があります。それから、可能な限り素早い対応をしてほしいということも併せて言ったところであります。
 
2点目ですけれども、万博の関係です。昨日、メディアデー、マスコミデーということで、それぞれ内覧、うちの方も内覧、服部副知事行きまして内覧をやりましたけれども、いよいよ開催が4月13日と、来週日曜日ということで迫ってまいりました。多くの方々に知っていただきたいということで改めて申し上げますけれども、既に発表させていただきましたが、六つのテーマを定めまして、それぞれに展示を変えていくというところでございまして、「自由の鐘」ですね。これ、戦前のニューヨーク万博でも展示をさせていただいたものです。1939年ですが、それも展示をさせていただくというものでありまして、それ以外にも宝刀「村正」なども展示をさせていただきます。これが三重県のブースでありますけれども、かなりいい評価だということも聞いています。うちの方は、この「時のトンネル」に入っていく時のわくわく感があるというような声も聞いたりするところでありまして、多くの方にこのブースに来ていただきたいなというふうに思っています。三重県のブース以外で催事を行います。一つは三重のおまつり大集合、これも既に発表させていただきましたけれども、ここにございます祭りをテーマにして、10の祭り、県内の祭り、それぞれの各地、三重県の北から南まで祭りを集めまして、9月22日、ここで催事、展示をしていきたいと思っております。それから、これは関西パビリオンのスペースでやるものですけれども、三重県の県産品、それから食べ物、こういったものを販売をいたします。2回の期間に分けて、一つは6月30日から7月6日まで、もう一つが9月の2日から9月8日まで1週間ずつということで、これは各県それぞれでこういうバザールをやるそうでありまして、三重県の割り当てがこの1週間、1週間、2週間ということであります。多くの方に万博のパビリオンに来ていただいたり、あるいはこのお祭りを見ていただきたいというふうに思っています。そして、三重県のブースを訪れていただくのも大事なんですが、そこから三重県に来ていただきたいということで、プレゼント企画を計11回実施をしまして、三重県の良さをさらにPRしようということであります。さまざまなプレゼントを用意をしているわけであります。それとスタンプラリーもやるということで、これは博覧会協会で公式スタンプラリーをやるということで、三重県ブースに訪れていただきますと、こういうスタンプを押していただけると、スタンプを集めるということですね。そういう目的を持った方々においでいただいて、スタンプを押していただく。それから県内、関西ではサテライト会場を設けるということになってまして、三重県名張に設けておりますので、名張に来ていただくと、そこでこのスタンプを押していただけるということであります。これは機運醸成なんですけど、その上で三重県というのが浸透していけば、PRするんですが、近鉄さんとそれからJR西さんにご協力をいただきまして、三重県に来ていただきやすいきっぷというのを発売をしていただくことになっています。近鉄さんは4月の13日から万博の期間、4月(正しくは「10月」)の15日までということで、フリー区間を設けていただきまして、関西、名古屋ですね、これ関西から名古屋行くことも、名古屋から関西に行くこともできるという、通常の近鉄さんのきっぷですと、関西から来て関西に帰るということなんですけど、名古屋へ抜けていくということができますから、外国人の方もあるいは関西圏以外の方も、使いやすいきっぷになっていると思いますけれども、これを販売をしていただけます。それから、JR西さん、これもこないだ発表させていただきましたが、ICOCAを使って、博物館の入館券がついてたりとか、あるいはお買い物券がついていたりと、非常にお得なきっぷになっておりますので、両社にご協力をいただきまして、万博の会場で三重県を堪能していただいたら、実際に三重県に来ていただくということも考えているところでございます。私からは以上であります。
 
発表項目等に関する質疑
 
第1回三重県米国関税対策会議の開催を受けて報告)
(記者)まず一つ目のトランプ関税についてなんですが、今日朝、対策会議あったと思うんですが、これってどれくらいの頻度で今後開催されていく予定ですか。定期的にというのは。
(知事)これはまだ決めておりませんが、相談窓口への相談はそのうち来ると思います。それを見ながらになりますけれども、かなりの影響が出てきてということになったら、例えば2週間後に開催するということもあるかもしれませんが、すぐには影響出てこないと思いますので、それを様子を見ながらということになろうかなというふうに思います。1カ月後ということもあるかもしれませんし、そんな影響が出てきてないということであれば、1カ月半とかいうことになるかもしれません。
 
(記者)鳥取県では、県の融資制度で独自に新しい関税特別枠というのをつくったみたいで、三重県でも融資制度はあると思うんですけど、そういうのはお考えになっていたりしますか。
(知事)どこに影響が出るかというのを見て、それへの対応で必要ということになりましたら、考えていきたいと思います。
 
(記者)現段階では、特に具体的なやつは。
(知事)そうですね、まずやっぱり影響がまだ分かってないのにこれをやりますというのは、なかなか難しいところもあると思います。まずは、相談窓口を設けてご相談をいただいて、そして県庁全体で対応するという本部の設えをつくったと。次に、その影響を見て対応を考えるということですね。
 
(記者)窓口を設置して聞くという立場ですけど、逆に聞きに行く、事業者の方に実態を調査しに行くというような取組というのは今後するのかという、そういう考えがありましたらお願いします。
(知事)実は既にもうやっています。相談窓口を設けましたけども、相談窓口にはまだ相談ありませんので、ちょっと企業名は申し上げられませんけれども、県内の大手を中心にした企業さんに、今の影響というのを聞いてはおります。今後もそういったことを考えていきたいと思います。
 
(記者)トランプ大統領、就任2回目でまたこういう政策だなと個人的には感じているところはあるんですけれども、前回の時に、特に影響が大きかったりとか県内の産業で、そういったところっていうのは、今回ありますか。
(知事)前回も関税はお話がありましたが、自動車でしたかね、あの時は茂木さんが交渉されて、牛肉の日本の関税の引き下げはありましたですけど、大きな影響があったということは聞いてはおりませんですね。
 
(記者)前回の中ではという。
(知事)前回はですね。
 
(記者)その上でお聞きしたいなと思うんですけれども、今回特にやっぱり影響が大きいなと知事ご自身で感じられてるのは、やっぱり自動車とか部品とか。
(知事)そうですね。自動車、それから半導体どうなるかっていうのはありますけれども、それから医薬品は今のところかけないと言っていたのがかけるってことになってきてますんで、どうなるかということです。それから、波及的な影響になるかもしれませんけど、アメリカ国内で物価が上がってくるってことになった時に、アメリカで製造してます、例えば日本に持ってくる飼料とか肥料とか、そういったあたりへの影響も出てくる可能性はあるなとは思ってますね。
 
開幕を直前に控えた大阪・関西万博における三重県の取組について(報告)
(記者)発表項目2の万博について伺います。いよいよ13日開幕ということで、改めて知事の方から三重県のブースでどういったことを体験してほしいのかという点と、県への誘客にどうつなげていきたいのか、お願いします。
(知事)三重県のブースですけれども、六つのテーマを設けて、期間限定の展示、そこでしか見られないようなものも含めて、展示をさせていただきますので、これによって三重県の良さを知っていただいて、ただ、ここだけではやっぱり体験できるものに限界がありますので、ぜひ三重県に来てくださいということで、近鉄さんと、それからJR西さんにご協力をいただいたきっぷも使っていただいて、三重県に実際に来ていただきたいと。万博会場で楽しんで、そしてその後、前でもいいんですけど、三重県に来て、実際三重県の良さを堪能していただきたいなというふうに思っております。
 
(記者)自分も先日行ってきて改めてすごいなって思ったんですけど、小中学生の方の無料招待、県としてやってると思うんですけれど、まだ、あまりその、行きますという検討をしているところは多くない状況だと思うんですけれども、改めて県として行くのはどうですかという提案をしたりとか、多くの学生に見てもらうという仕掛けづくりをする考えというのはありますか。
(知事)今、県内で小中、高校もありますし、それから特別支援学校なんかも入れて、県内625学校ありまして、そのうち来場予定あるいは検討中というふうにおっしゃっているところが82校、全体の13.1パーセントということであります。他県の様子も見ながらということにはなると思いますけれども、行きたいというような声が聞こえてきましたら、こちらからまた働きかけるということもあろうかなというふうに思っております。
 
(記者)できるだけ多くの方に行っていただきたいなという思いは、知事としてはあったりはするんですか。
(知事)そうですね、そうなんですけど、実はこれ、生徒さんの場合は引率される方の負担がありますので、こちらからどうですかとは言いましたし、13パーセントは行きたいと、こうおっしゃっておられるんですけど、無理にってなかなか難しいところもあるかなというふうに思います。前の万博の時も、私らの小学校行きませんでしたけど、聞いてみたら副知事の小学校は行ったみたいなことを仰っておられたんで、学校によってばらばらかなというところですかね。
 
(記者)僕も昨日行ってきまして、三重県の魅力を詰め込んだブースすごい素敵だったんですけど、鳥取だったら砂丘と漫画とか、福井県は恐竜とか、分かりやすさがインバウンドに刺さりやすいのかなという印象も受けたんですけど、インバウンドに課題を抱えている三重県としての戦略だとか、発信力の強化に向けた考えがあれば。
(知事)全体的にはコスチュームを見ていただいてお分かりになる、忍者を前面に打ち出した上で、例えば、これも外国人に刺さりやすいんですけれども、真珠だとか、それから日本刀でございますとか、それから海女、熊野古道、それから伊勢神宮の鰹木ですね。それぞれ興味が湧くものではないかなというふうに思ってまして、一つのものというよりも、いくつかのもの、展示をさせていただいて、興味を持たれた場合には、これだけではないですから展示は、見ていただきましたように、三重県の良さ、他にも展示してますんで、実際に三重県に来てくださいということを言わせていただきたいと思っております。
 
その他項目に関する質疑
 
医療搬送用ヘリ事故を受けた対応
(記者)先日、長崎沖で医療搬送用ヘリの事故があったと思うのですが、三重県でもドクターヘリ1機を運行しているということで、運航委託先に何か指示だったり、対応の要請は既にされましたか。
(知事)まず、あの事故でお亡くなりになられた方、お悔やみを申し上げたいと思いますし、けがをされた方もおいでになられますのでお見舞い申し上げたいと思いますけれども、今、事故原因については、運輸安全委員会で調査中です。視程が確保できてなかったという話もありますし、何が原因なのかっていうのは、それが明らかになった段階で、国交省から各航空事業者に通知が行くというふうに思います。我々としてもその通知の内容を見て、うちのドクターヘリは中日本航空さんが運航していただいてますので、そちらに結果を見てお話をするということも重要だと思いますけれども、県としましては安全運航をお願いしたいという話はもう既に言ってます。あの事故を受けてですね。ですからそれは言ってますけれども、さらに事故原因が明らかになった段階で、国からもいくでしょうけども県からもお話をしたいと思います。
 
(記者)今の段階では緊急点検だったり、運航停止の指示などはされず、安全運航に関して徹底していただくよう。
(知事)そうですね。今でもヘリ飛ぶ時は飛行前点検って必ずやりますし、それからA整備、C整備というのもやります。もちろん型式承認受けてる機材ですから、そこのチェックも当然航空局でやってるわけですけれども、それを徹底してくださいっていうのは頼みましたが、改めてこういうことをやってくださいということは、事故原因を確認してからということになると思います。
 
(記者)長崎で事故を起こしたヘリと三重県で運航しているヘリというのは同型の機種になるんですか。
(知事)同型のユーロコプターというふうには聞いておりますけれども、それがヒューマンエラーによる、エラーと言うと良くないかもしれません。人間の操作に起因するものなのか、それとも事故を起こした機体の特性によるものなのかによって対応は違うと思いますが、まだその機体に問題があったということは聞いておりませんので、それが出てくるとすぐに航空局から運航停止がかかりますんで、その上で我々としても対応していきたいと思います。
 
戦争の記憶の継承
(記者)戦後80年の節目の年を今年迎えると思うんですが、県内外で戦争の遺構を残そうという動きがあちこちであると思うのですが、県として何らかの遺構を保存をして記憶を後世に伝えるという考えはございますか。
(知事)これはやっぱり先の大戦で日本人300万人の命が失われたということですので、二度とこんなことを起こしてはいけないということを語り継いでいくのはものすごく大事だと思います。そういう意味では戦後80年の戦争の記憶という意味で二つのやり方があるかなと思っていまして、一つはやっぱり何と言うんですかね、語り継ぐ。人が、人間が戦争っていうのは決して起こしてはいけないものだという思いを強く持つということが大事だと思ってまして、これは令和6年度に証言動画、語り部の方々が証言をしていただく動画を作らせていただきました。昨年度ですけれども。県の予算も令和5年度までは60万円だったんですが、その動画を作成することを含めて、令和6年度は630万円の予算を用意させていただいて動画を作りまして、これはホームページで今公開をしているところです。小学校、中学校の生徒さん向けにということで公開をしております。それから、県のホームページに戦争に関する遺品などの写真とか記録を展示しています戦争資料館というのも設置をしておりまして、戦争の悲惨さというんですかね、平和の尊さを継承するためにそういったことをやっておりまして、今年度も戦後80年ということで平和のつどいのようなものをやらせていただきたいというふうに思っています。これは主として若い方向けにというふうに考えています。それから、二つと言いましたが、もう一つはモノの継承を、実際に見ていただくというのが大事かなというふうに思ってますが、県内には15の戦争の関連の施設が今あるということでございまして、これを残していくのも重要でありまして、今現状どうなってるのか、どういうふうに残していくのかっていうことをやらないといけませんので、7年度中に調査をして保護方針を検討していきたいというふうに考えています。例えば防空壕の跡とか掩体壕の跡が残っているところもあるということですので、そういったものを考えていくということですね。その二つです。
 
(記者)7年度中に調査をして保護方針を決めていくということで、いつごろに最終的には決まるとかありますか。
(知事)今、計画か何かありますか。
(教育委員会)これからどれくらいの数のものがあるのかっていうのも、市町と連携しながら調査してまいっていきたいと思いますので、ちょっと時間はかかってくるところになろうかと思います。今、まだちょっと未定というところでございます。
 
(記者)他に各社さんからございますか。ないようですので、第二さんお願いします。
 
熊野青藍高校開校式
(記者)昨日、熊野青藍高校の開校式が旧紀南高校であって。
(知事)ありましたね。
 
(記者)知事が30分ほど遅れられ、これは何故ですか。
(知事)四日市で工場の起工式がありまして、そこに出ておりまして、そこからすぐに向かったんですけれども、途中で高速のリニューアル工事なんかありまして、渋滞ってほどでも、スピードがかなりゆっくりしか走れませんでしたので、それもあって遅れました。
 
(記者)でも知事の公務日程見ると、昨日、四日市方面、午前中入られているあれはないんですけど。
(知事)そうですか。
 
(記者)公務日程以外で、そういうことがあったと。
(知事)入ってない。公務日程に入ってない。そうですか。公務ですけどね。
 
(記者)だから公務ですけど、午前中はいじめ防止のやつで津駅出られたとか、そういうのをやられて、あと飲酒運転撲滅運動。
(知事)やりました。
 
(記者)あれで津市にいらっしゃって。
(知事)それから四日市行ったんです。
 
(記者)1時半から開校式ですので、熊野青藍、何で四日市なのかなとちょっと。
(知事)四日市に公務で起工式に行きました。
 
(記者)平たく言えば、知事はご就任以来、海上保安庁にいたから、私は危機管理のプロだと仰ってて。
(知事)そんなことは言ってないです。
 
(記者)いやいや、知事公舎問題の時にもそういうことを仰ったじゃないですか。
(知事)危機管理のプロとは言ってないと思いますね。
 
(記者)海保にいたから危機管理のプロ、イコールプロってのはちょっと私は疑問ですが。
(知事)私、それ言ってないと思いますよ。
 
(記者)それは置くとして、少なくともいろんな要素を絡んで時間的余裕を持ってある程度行かれるのあれですけど、工事云々とかでそれはしようがないって言えばしようがないですが、公務で遅れられたってのはしようがないですけど、あなたのそのあいさつをいの一番に予定組んでて、そこに入られてなくて30分待たされた生徒とか、あの開校式ですから。
(知事)待たされたって、ごめんなさい、どういう意味ですか。私のあいさつをずっと座って待ってたということですか。
 
(記者)だって一番目にそれを予定してましたよ。
(知事)他の人のあいさつが、話したんじゃないですか。
 
(記者)いやいや、予定は元々あなたが最初にそこに来られるから一番にされてる。
(知事)なんですけど、だから遅れることは可能性があると、もう言ってあったので、順番変えてますよね。
 
(記者)だから、例えばその不測の事態とは言いながら、本来的にある程度危機管理ということを考えられるなら、そういうのはその日はできるだけ熊野に行かれるのを優先されてやられてるのが普通じゃないですか。
(知事)いや、それが何が普通かってのはこっちが判断する話なんで、起工式も重要ですと。これは四日市市長と一緒に出ました。それから熊野も大事なので行きましたが、危機管理的な観点で言うと、私は海上保安庁行ったから危機管理のプロだなんてそんな言い方してませんが、危機管理という観点で言うと、遅れる可能性があるので、その場合は順番を変えてくださいっていうのを言ってあります。そういうことですね。
 
(記者)順番を変えてとか、そういう指示したからいいって問題じゃなくて、そこに集まられた人たちとか生徒さんとか、そういうことを含めて、そこに対しての何らかの釈明はないんですか。
(知事)それは言いました。あいさつの時に渋滞もありまして遅れましたということは、お詫びを申し上げますということを言いました。
 
(記者)大体、自己肯定感の強すぎる人間というのは、他人に対してそういう思いやりが欠ける場面があるんですが。
(知事)それは私のことですか。
 
(記者)一般論ですが。
(知事)一般論で仰らない方がいいと思います。
 
(記者)言う言わない私の勝手ですが。
(知事)でも言わない方がいいと思います。
 
(記者)あなたがそういう時に生徒さんたちにある程度謝罪はされたんですか。
(知事)そうです。お詫びを申し上げますということを言いました。それで。
 
(記者)その確認です。
(知事)そうですか。
 
(記者)渋滞というのもちょっと調べたけど、県の関係の工事事務所がそんな渋滞はしてなかったという話ですけども。
(知事)スピードが遅かったです。何キロで走ってたかと聞いていただいたらいいと思います。聞かれました。
 
(記者)何キロというのはどういうことですかね。
(知事)通常は、例えば高速道路であれば60キロ、80キロで走ってるところが何キロぐらいで走ってたかっていうのを聞いてみられたらどうでしょうかということです。
 
(記者)いや、だから渋滞箇所を聞いたんです。キロ数なんて速度は関係ないじゃないですか。
(知事)関係あります。
 
(記者)どこで渋滞してて、何時間、どのくらい通っているかっていうのが。
(知事)これ以上言っても意味がないので。これはもう答えません。
 
(記者)だから私も、別にそれは答えられないだろうなと思うから聞くのやめたんですけど。
(知事)答えられないわけじゃないけれども、そのスピードが、制限速度が例えば80キロのところが40キロとかで走らなきゃいけない。それは遅れますよね。それだけのことなんです。
 
(記者)区間と距離を。
(知事)まあまあ落ち着いて、何ですか。
 
(記者)区間はどこですか。
(知事)亀山、四日市間ですね。
 
(記者)それ何分ぐらい遅れたんですか。
(知事)はっきりと覚えてないですけれども、通常80キロぐらい、制限速度で走れるところが40キロぐらいの速度だったですかね。
 
(記者)分かりました。後で確認します。
(知事)確認しておいてください。
 
職員への年度始めのあいさつ
(記者)4月1日に幹部職員の訓示されたじゃないですか。あの中でちょっと表現はそのままかどうかあれだけど、平たく言えば、相手の力に合わせて要求度を高くしたり下げたりしてるみたいなことを仰って、なおかつそのご自身の去年の7月23日の職員による知事告発メール、パワハラ疑惑のあのメールに関しての調査報告書が全くそうではないと。
(知事)パワハラではないと。
 
(記者)無罪放免みたいなことを。
(知事)無罪放免だと言っていない。
 
(記者)無罪放免という言葉を使わなくとも。
(知事)言ってない。パワハラではないということを言った。
 
(記者)その意味合い的なことを仰ってるんですけど、併せてそこは兵庫とは違うとか、フジテレビとか出されて、兵庫県の方々から、特に多分、齋藤知事の支持者だと思われますけど、そういう方からかなりメールが来てて、もう三重県の物は一切買わんとか、中にはそういうメールもあるみたいですが、その辺のことをそういう事態を招いていること自身をどう思われますか。
(知事)事態を招いているという、私は職員へのあいさつですから、職員の方々に分かりやすいように、兵庫県ではこうですけども三重県では違いますという比較で申し上げた。フジテレビはこうですけど三重県ではこうですと。第三者委員会でパワハラではないというのが明らかになっていますから、安心して仕事をしましょうと、こう申し上げただけです。それ以上でもそれ以下でもないですね。
 
(記者)じゃあ、その相手さんの捉え方が悪いという認識で。
(知事)いや、そんなことも言ってないです。それをいろんなふうに捉える方がいらっしゃるでしょう。あのうちに来たメールの中でもよく言ったということも仰っている方もおられると思いますが、これはいずれにしても職員への話なので、職員に分かりやすく言うだけの話なんで、兵庫県の人に言ってるわけではないですね。
 
(記者)ただ、さっきの危機管理の問題と絡みますけど、少なくとも県で作られた調査会での報告書が無罪放免だったという形で。
(知事)パワハラではないということです。
 
(記者)それはそれでいいと思いますけど。
(知事)パワハラではないと。
 
(記者)そこへあえて兵庫県とか、フジテレビはともかく、他県のことを引っ張り出すということの感覚というのは、事前にこれはまずいとか、そういう判断はなかったんですか。
(知事)感覚というか、それは考え方の違いだと思います。分かりやすく職員に言おうということで、外部の人に言おうというふうにしたわけではないですからね。
 
(記者)外部に言おうが、内部に言おうが、去年の静岡県の川勝さんの例を見ても分かるように、あれも内部職員訓示でしたけど、職業に貴賎はあるような言い方したため。
(知事)あれ良くないでしょう。
 
(記者)川勝さんはお辞めになってる話もあるので、いくら内部に発信してもそれはもう今のこの時代は外へ漏れるというふうに考えるのが普通じゃないですか。
(知事)事実関係を申し上げてるわけで、三重県ではパワハラではないというのが出たと。兵庫県では第三者委員会でそうではない結論が出てますねということを申し上げただけです。
 
(記者)見方を変えたら、このいろんなメールの処理とか電話とか、それによって職員たちの、三重県職員の時間が通常よりも削がれてるとか、あるいはそれによって負担がかかっているっていう、そのことを招いた知事としてのあなたの責任はないんですか。
(知事)多くの時間がかかってるとは聞いてないですけどね。
 
(記者)いやいや、少なくともないよりはある方が何らか。
(知事)先ほど申し上げたとおりです。
 
(記者)先ほどというのは何ですか。
(知事)今申し上げたとおりです。
 
(記者)今申し上げたってのは何ですか。
(知事)今申し上げたとおりです。私の考えを申し上げたので、これ以上はお答えする必要はないと思います。
 
(記者)それはあなたの感覚で。
(知事)それは私の記者会見ですから。
 
(記者)県民に説明する責任があるでしょう。
(知事)今申し上げたとおりです。県民の方は分かっていただけると思います。
 
(記者)分かっていないでしょう。
(知事)いや、分かってます。
 
(記者)じゃあ、その判断は何、知事選であなたがもし負けたら、それは県民が判断してなかったと。
(知事)ちょっとこれは記者会見での話ではないと思いますので。
 
(記者)そんなことをあなたに区分けされる必要はない。
(知事)いや、これはもうお答えしません。
 
(記者)答えないんですね、分かりました。
 
(総務部)よろしいでしょうか。
(記者)私はいい。
 
(総務部)では、以上で。
(知事)はい、ありがとうございました。
(総務部)ありがとうございました。

                                                 了

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