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令和07年02月28日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和7年2月26日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

 

質疑項目

  • 発表項目等に関する質疑
  • JR四日市駅前の新大学構想
  • 大阪・関西万博の当日券導入
  • 埼玉県所沢市の上水道管破損
  • ミジュマルトレインの運行開始
     
 

発表項目等

(知事)皆さん、こんにちは。今日午後からの会見ということになりまして、私の方から1件お話をさせていただきたいと思います。ヤングケアラーの関係であります。子どもさん向けのリーフレットを作りましたので、発表させていただきたいと思います。ヤングケアラーについて聞いたことがないということをおっしゃっておられる、これ令和6年度に三重県の方でアンケートをした結果ですけれども、32パーセントの子どもさんが聞いたことがないということなんです。これは、ヤングケアラーはまずご自身でヤングケアラーなんだということを知ってもらう必要があるんですけど、その前にヤングケアラーという方々がおられますということを分かっていただく必要がある。啓発というのがすごく大事なんですね。ヤングケアラーとは何かという話がありますけれども、一応、家族に代わって介護とか身の回りの世話なんかを日常的に大人のをしておられると、あるいは子どもの世話をしても同じですけど、子どもとして権利、遊ぶ権利だとか学ぶ権利、それが守られていない可能性があるような人をヤングケアラーとこういうふうに言いますけど、まず自分がそういう立場にいるんだっていうことを知ってもらう必要があるんですが、ヤングケアラーというのは何かというのを知ってもらう必要があるということで、今回リーフレットを作成したということです。イラストを取り入れて、皆さんお手元にあると思いますけれども、分かりやすい感じにしてあります。専門家の方々のご意見も聞きながらまとめております。大事なのは、困った時に相談をしてくださいと、周りにいる大人、信頼できる方々に相談してください。それからダイヤル、電話もありますので電話で相談してくださいということがそのリーフレットには書かれております。3月の上旬に県内の小学校5、6年生、そして中学生を対象に配付をしまして、県のホームページにも掲載をする予定であります。ちなみにヤングケアラーの推計、何人ぐらいおるのかということでありますけども、小学校5、6年生、これ国の大体推計値というのがありまして、それがその学年の何パーセントということで出てますので、小学校5、6年生だと大体6.5パーセントぐらいヤングケアラーじゃないかと言われています。中学生の場合、5.7パーセントではないかと。国の比率が出てますんで、それを県内の小学生、中学生に当てはめると、小学校5年生、6年生、中学生で大体4,500人ぐらいヤングケアラーではないかという推計があります、ということであります。子どもさん方に理解をしていただいて、そして場合によっては相談をしていただくということが今回のリーフレットの目的であります。特にこういうことですね。子どもさんにこういう呼びかけをさせていただきたいと思います。自分がやりたいことができなくなっていませんかということ。それから、ご家族はとても大事ですけど、自分のことも大切にしてほしいと、こういう呼びかけを県としてやらせていただきたいと思っております。子どもさん方、こういうことを自分にも問いかけていただいて、もし相談事項があれば相談をしていただきたいと思います。リーフレットに相談をしていただく先は載っておりますので、これは子どもさん方にぜひ伝わるようにしていきたいと思ってます。お願いします。ありがとうございました。子どもさんに伝えることが大事であります。私からは以上であります。
 
発表項目等に関する質疑
 
ヤングケアラー「子ども向けリーフレット」の作成について(発表)
(記者)以前にヤングケアラーの大人向けでしたか、冊子を作った、リーフレットを作ったような。
(知事)ひきこもりは作りましたね。ヤングケアラー作りましたか。
 
(記者)その違いは何でしたか。
(子ども・福祉部)以前、ヤングケアラー支援ハンドブックを作成しております。それは関係機関向けでありまして、今年度の子ども向けリーフレットというのはこれが初めてです。
 
(記者)今回、小学校5年生、6年生、中学校全学年までですけど、1年生、2年生から4年生を対象にしてないのは、どういう理由からですか。
(子ども・福祉部)5年生、6年生以降は進学等が入っておりまして、この悩みが深刻化してくるということと、これは子ども向け対象のリーフレットでございまして、1年生から4年生までの幼いお子様については、関係機関の方にアクセスしながら、支援の方をしたいというふうに考えております。
 
(記者)新しく4月から、今4年生の子が5年生になりますが、その子たちはどうするんですか。
(子ども・福祉部)今後につきましては、県のホームページでもこの冊子をアップしておりまして、今後も当課の方でコーディネーターを中心に啓発活動を行っていきます。その中で、このリーフレットのことについても触れて広めていき、途切れのないような支援に努めていきたいなというふうに考えております。
(知事)また増し刷りすることもあり得るというふうに聞いておりますので、必要であれば。
 
(記者)例えば、市町や関係機関を通じて把握できているヤングケアラーのお子さんは三重県内で何人いるのかということはどうでしょうか。
(子ども・福祉部)令和4年度に県がヤングケアラーの実態調査を行いまして、その時には604人の方が答えていただいたんですけども、家族の中に世話をする相手がいると答えた方が46名というふうには、数字としては出ております。
 
(記者)実際のところ、推計ですと4,500人ですね。三重県内だけで4,500人もいるということですね、推計では。
(知事)小学校5年生以上、中学校までっていうことですね。
 
(記者)一方で把握できているというか、アクセスできているのは600人ぐらいということですね。
(知事)600人中の46人ですから、パーセンテージ的には、1パーセントぐらいですね。
 
(記者)その差がだいぶあるなという。そういった目的もあってリーフレットを作ったということもあるんですか。
(知事)そういうことですね。母集団がおそらく600人ですと限定されてますんで。国の推計はもう少し広いもので出してるんでしょうね。
 
(記者)リーフレットの作成以外でそういった把握であったりとか、あとは把握した上での支援ですけれども、どのように進めていかれると。
(知事)支援は非常に重要で、まずその人の話をちゃんと聞いて、どういった希望を持っておられるかということで、寄り添いながら対応していくということですね。ですから、相談にきちんと乗っていくということが大事で、カウンセリングなどをやっていくということで、これは令和6年度のたしか予算でそういう体制を整えているということですね。
 
その他項目に関する質疑
 
JR四日市駅前の新大学構想
(記者)JR四日市駅前の再開発についてなんですけど、先週、三重大学の方が2年間ほど大学誘致の検討を休止すると発表されましたけれども、どんどん検討が後倒しになっているような状態だと思うんですけども、県として情報共有も密にされているということですから、今後、県としてのスタンスと知事の受け止め等がありましたら。
(知事)四日市の市の調整の中で先に少し送るということがあって、三重大さんもそういうことを発表されたというふうに伺っております。県としては、四日市市さんの方で調整を今いただいてますので、その調整が早いタイミングで結論が出ることを願ってますし、何かこう我々としてサポートできることがあったらやらせていただきますよということは申し上げているわけでありますので、半導体も含めて非常に三重県内の産業の活性化、これ重要でありまして、そこは四日市市が一番人口が多いところでもありますし、それから半導体製造工場もあります。そういう意味では、そこで半導体に必要なのはやっぱり人材ですから、それを生み出すというための教育機関をつくっていただくというのは我々としても望ましいと思っておりますんで、調整を早く進めていただいて、教育機関をつくっていくということを我々としても期待をしているところですね。
 
(記者)以前、県立大学の議論もありましたけれども、そういうのは今のところ選択肢としてはない。
(知事)県立大、今のところ四日市市さんが市立になるのか、あるいは公立になるのかということで考えていただいているということですので、それをまず考えていただいて、その上でということですから、県立大、県独自でということはないと思いますけどね。県がどういう関与するのかってのも、四日市さんからの申し入れなども見ながらということになると思いますけどね。
 
大阪・関西万博の当日券導入
(記者)大阪・関西万博についてお尋ねします。なかなか前売り券の売れ行きがあまりよくないというような報道もあって当日券の導入というのを決められたようなんですけども、改めて当日券を導入するということに対する知事の受け止めと、今の売れ行き等々を知事としてどのように受け止めてますか。
(知事)国の方でおそらく協会とお話をされて決定をされたというふうに思います。前の万博の時はかなり盛り上がりが国全体で、娯楽が少なかったってのもあるかもしれませんけど、万博に対する盛り上がりがかなり前からあったというふうに、私もちっちゃいので覚えてないんですけど、聞いてますけど、実は愛・地球博の時も直前になって盛り上がってきた、あるいはその開催中に人気が出てきたというふうに聞いてます。おそらく今の時代、時合いでは娯楽の数も多いんで、万博が始まると多くの人が行かれるんじゃないかなというふうに私は考えていますので、まだ今そんなに盛り上がりに欠けている感じはあるかもしれませんけれども、開催直前、あるいは実際に開催するということになったら、かなりの盛り上がりが出てくるんじゃないかなとは思っています。我々としては、三重県も三重県のブースを関西パビリオンに出しますんで盛り上がりが出てきて、多くの人に来ていただくのがいいかなと思いますね。
 
○埼玉県所沢市の上水道管破損
(記者)この間、埼玉県の方で上水道が壊れて水が噴き出した事案がありましたけど、今まで下水道が問題になっていましたけど、県も上水道供給してたはずなので、そっちの方はどうされるかっていうのでちょっとお伺いしたいのですが。
(知事)県の企業庁、上水供給しております。今のところ、漏水の事故が出ているというのは、令和元年から令和6年度には、企業庁の方ですが、漏水事故(国への報告義務がある断減水の影響が100戸を超える管路事故)は発生してないということでありますが、これやっぱり老朽化してくると漏水が発生しますので、チェックをする必要があるということでありまして、県内の水道管路ですが、これは企業庁だけではなくて、市町の管路も全部合わせますと1万7,500キロぐらいあるということでありまして、法定耐用年数が40年ということでありますが、それを超えているのが約5,000ということです。全体の28.5パーセントということでありますが、全国平均は23.6パーセントなので、三重県の方が耐用年数を超えている管路はちょっと多いということですね。老朽化したものは国の補助金を活用するなどしまして更新を進めているところでありまして、チェックをする必要がありますので、県の企業庁は月に2回、目視による点検、水が漏れてないかどうか路面を見てチェックをするということもやってますし、それから、常時、浄水場から水を送りますんで、その量が受け側の市町の量と変わってないかどうかというのをチェック、流量とか圧力の監視も常時やってますんで、そこで漏水ということになりましたら、すぐに対応できるように体制をとっているところであります。
 
(記者)更新速度を上げるとか、そういうことはどうですか。
(知事)40年を超えているものについては順次更新をしていっていますので、漏水がなければ耐用年数を超えても大丈夫は大丈夫ということでありますから、更新速度については今のやり方で問題はないのではないかと思ってますけれども、仮に漏水が起きた時にはちょっと考えないといけないかもしれないですね。
 
ミジュマルトレインの運行開始
(記者)今朝のミジュマルライナーのお話なんですけれども、名駅で私も見てきて、実際大盛況だったかなということでありますけれども、改めて感想をいただきたいのと、あと今後ミジュマルライナーが明日から走ることになると思うんですけれども、どうやって盛り上げていくかということをお聞きできればと思います。
(知事)今日私も行ってまいりましたが、セレモニーは子どもさんもおいでになっておられまして、ミジュマルの人気の高さというのを再度実感をしたところであります。車両自体もすごく見応えのあると言いますか、ミジュマル感にあふれているという感じがしましたが、以前、近鉄さんには令和4年から普通電車を入れていただきましたけれども、今回は優等列車ですので、予約することができると。あらかじめミジュマルの電車に乗るということで準備することもできるということですから、今まで以上にミジュマルの人気で三重県に来ていただける方が増えるんじゃないかという期待をしているところであります。これからどんな形で予約が入ってくるかというところなんですけれども、今日近鉄の社長とちょっとお話をさせていただきましたけれども、今回の事前のイベントでも100人ぐらい募集をされたらしいんですが、6,000人ぐらいとおっしゃっていましたかね、応募があったということですので、かなりの人気があるということになるんじゃないかなというふうに思います。三重県として、これからどのように協力をさせていただくのかということですけれども、今回、近鉄さんと、そして株式会社ポケモンさんのおかげで今回の列車が走るということになったわけでありますけれども、三重県ではミジュマルの交通機関は他にも伊勢鉄道さんも普通列車もありますし、それからバス、それから船もあります。それから、近鉄鳥羽駅なんかはミジュマルのデコレーションもありますし、それからミジュマルのポケふたも県内各地にあります。それからミジュマルとコラボした商品も発売をされていますので、さらにミジュマルの部屋を備えたホテルもあります。ぜひ多くのミジュマルファン、ポケモンファンの人たちに来てもらいたい。三重県としても宣伝もしていきたいと思っております。
 
(記者)ありがとうございます。
(知事)今日も海外のメディアの方も来ていただいてたようなので、これから海外へ向けて、我々のホームページにも英文、そういったところでもPRをしていきたいなと思います。
 
(記者)海外、どこから来られてたんですか。
(知事)聞いてますのは、香港、オーストラリアでしたかね。これ言っちゃいけない、いいんですか。
(観光部)香港ともう一つがオーストラリアだったと思います。
(知事)もう一つどこか。
 
(記者)他よいでしょうか。第二さん、いいですか。ありがとうございました。
(知事)ありがとうございました。
 
                                                 了

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