知事定例会見録
令和6年2月28日
於:プレゼンテーションルーム
発表項目等
・「ミジュマルの日」のイベント開催と新たな「三重県×ミジュマル」連携取組について(発表)
・「平日ゆったりみえ旅キャンペーン」の実施期間の延長について(報告)
・水産高校 新実習船「しろちどり」の完成・船内の一般公開について(発表)
質疑項目
・発表項目等に関する質疑
・カスタマーハラスメント対策
・選択的週休3日制
・日経平均株価最高値更新
・三重県内への避難者
・F1日本グランプリ開催
・津市虐待死亡事案
発表項目等
(知事)おはようございます。今日は私の方から3点、皆さんにお知らせをさせていただきたいと思います。まず1点目ですけれども、三重県を応援してくれてます応援ポケモンのミジュマルでありますが、ミジュマル、3月10日の日、これミジュマルの日というふうに決めておりますけれども、イベントを行いたいと思っております。高野尾という津の西の方ですけど、そこに朝津味という場所がございまして、ここでお披露目会、これを実施をしたい。何をお披露目するかということでありますけれども、コラボ商品とか、あるいはポケふた、それから鳥羽市内にミジュマルがデザインされたバス停というのも今度9基設置されますので、そのデザインなどをお披露目をさせていただきたいと思います。そのお披露目会、それから加えてミジュマルの商品がいろんなものございますけれども、今回新しいものもありますので、それも含めて三重(ミジュ)マルシェというのを開催をする。そして撮影会というのもやる。この3点を、3月10日にやらせていただきたいと思っております。発表するものでありますけれども、この三つでありまして、県内でありますけれども、既に16の市町でミジュマルのポケふたが既に寄贈されております。今度、新たに6カ所、鈴鹿、松阪、川越、多気、玉城、南伊勢、この6カ所に新しくポケふたが寄贈されますので、このデザインを3月10日に発表させていただきます。そして2点目ですが、鳥羽でミジュマルがデザインされたバス停、これが初めて設置をされます。9基設置をされるということでございまして、そのデザインも3月10日に発表させていただきます。そして3点目ですけども、3月10日に新たにこういうコラボ商品。これはマスヤさんとのコラボ商品で、「ミジュマルのおにぎりせんべい銀しゃり 三重のりしお風味」、これが発売をされます。併せてもう1品ありまして、鳥羽国際ホテルの「みえマイヤーレモンチーズケーキ」、鳥羽国際ホテルというとチーズケーキが有名ですが、マイヤーレモン味のチーズケーキが発売をされます。3月10日に発売されるということでございますので、これも3月10日のイベントで購入をいただけるということであります。多くの方にイベントに行っていただければというふうに思っております。以上が1点目です。
2点目、旅行の促進のために12月から三重県旅行される方、これ平日でありますけれども、クーポンを差し上げております。「平日ゆったりみえ旅キャンペーン」というのをやっておりましたが、この期間を延長いたします。当初の予定、2月の29日までだったんですが、3月10日まで延長するということでございまして、宿泊料金に応じてここにあるようなクーポン券がもらえるということでございます。延長して、三重県の観光をさらに振興したいと思っているところでございまして、多くの方に、春休みの前ということでございますが、ある意味ここは閑散期、ショルダーシーズンになりますので、多くの方にこれを使っていただいて、三重県の旅を楽しんでいただきたいというふうに思っております。以上が2点目でございます。
3点目でありますが、水産高校の実習船しろちどりでありますけど、これ4代目の船になりますが、この船が完成をしましたので、3月19日でありますが、竣工式、引き渡しっていうか就役式なんですけど、竣工式というふうに従来から呼んでおりますが、これ私も出席をさせていただく予定でありますけど、竣工式をやるとともに船内の一般公開を行わせていただきたいと思っています。この竣工式には、水産高校がパラオの高校と姉妹校提携を結んでおりまして、これ平成9年からでありますけれども、実習船ですが、令和2年2月にパラオに寄港していることもありまして、竣工式には今の予定ですが、パラオの特命全権大使アデルバイ氏にご出席をいただくということを考えております。この船内の一般公開ですけれども、申し込みは不要でどなたでも見学可能でございますので、志摩にございます水産高校においでをいただければと。19日の火曜日でありまして、午後でありますけど、見ていただければと思っております。私からは以上であります。
発表項目等に関する質疑
○「ミジュマルの日」のイベント開催と新たな「三重県×ミジュマル」連携取組について(発表)
(質)発表項目で、鳥羽にバス停を設置する、鳥羽に非常に手厚いなと思うんですけど、これ意図としてはどういうものなんでしょうか。
(答)鳥羽の駅もミジュマルのデコレーションがありまして、目の前には水族館もあったりしまして、ミジュマルというのはみず系のポケモンでありまして、以前から鳥羽、例えばミジュマルのラッピングトレインも鳥羽でお披露目をさせていただいたりをしておりますが、そこで鳥羽の駅とのコラボレーションも含めまして、バスの方もバス停をミジュマルのデザインにしようということですので、集中的に、全県的にミジュマル応援してもらっていますし、この間、伊勢鉄道のラッピングトレインも走りました。それから八つの鉄道事業者の方にご協力をいただいてスタンプラリーもやっていまして、全県的にやってるんですけど、どっかで集中的にというのも以前からもやっておりますが、今回、鳥羽でミジュマルデザインのバス停を作ると、こういうことですね。
(質)バス停が新たに増えるわけじゃなくて、既存のやつのデザインが変わるという。
(答)はい。というふうに聞いております。
(質)どういう場所ですか。何か観光地とか、ほら。
(答)場所は。
(答:政策企画部)バス停は市内の市営バスのうち、結構人がお越しいただくような場所を中心に九つやってます。プレスリリースのペーパーにもあるんですけれども、鳥羽駅であったり、鳥羽マリンターミナルであったり、海の博物館前であったりということです。
(答)そういう意味では、観光地を中心にということですかね。
○「平日ゆったりみえ旅キャンペーン」の実施期間の延長について(報告)
(質)みえ旅キャンペーンなんですけども、延長はいいと思うんですけど、なんで元々この期間にしなかったんですか。あえて延ばした理由は。
(答)予算の関係で2月いっぱいかなというふうには思っていましたけども、予算推計してみますとある程度余裕が出てきそうということもありまして、最大限延ばすということを考えているところでございます。
(質)思ったより利用がなかったから、使い切るまでやるとか。
(答)そうでもないんですけど、今、今日現在かな、予約ベースで82パーセントの予算は使っておりますので、これで打ち止めってのもありかもしれませんけど、あと春休みまでの期間ありますんで、ショルダーシーズンですから、ここで多くのお客さんに来てもらうためのインセンティブにしたいということで延長を決めたということであります。
(質)みえ旅キャンペーンですけれども、82パーセント使い切っていることは人気であると、そういう理解でいいでしょうか。
(答)どうですか。
(答:観光部)予定していた、もう少し余裕が出ておりますけれども、一定消化もいただいておりますので、皆さんにご活用いただけたかなというふうには思っております。
(質)具体的な利用者数、利用組数っていうんですかね、そんな数値のデータはありますでしょうか。
(答)あります。
(答:観光部)はい。この現状の82パーセントという数字からいきますと10万人、延べ10万人というふうに想定しております。
(答)あとこれに加えて、金額的な部分で計算すると、あと2万人ぐらいの方は使っていただけるかなということですね。ですから、何とかこう春休みまで旅行喚起をして、需要を。あとまた春休みにたくさん来ていただければと、こういう考え方ですね。
○「ミジュマルの日」のイベント開催と新たな「三重県×ミジュマル」連携取組について(発表)
(質)コラボ商品のことで伺いたいんですけれども、おにぎりせんべいといえば本当に三重を代表する銘菓ですし、チーズケーキも鳥羽国際の有名ですけど、知事がそれぞれの食に何かこう思い出とか思い入れがあったら教えていただけないでしょうか。
(答)おにぎりせんべいですか。三重のり塩風味、まだ実は食べてないのであれですけど、ちっちゃい頃からおにぎりせんべい食べてますんで、おいしいお菓子ですし、三重県以外で、東京や大阪でも食べておりますので、全国の方に味わっていただけるものだと思います。味はもう自信を持ってお薦めできますよね。チーズケーキも食べておりますけれども、とてもおいしいですね。鳥羽国際のチーズケーキっていったらすごい有名ですよね。県内だけではなくて、県外の方もご存じですし、そこに新しくマイヤーレモン味ということで、三重が誇るレモンでございますので、皆さんに味わっていただきたいと思います。
(質)重ねて伺います。知事は以前、ミジュマルと会話できるということをアピールされてましたけれど、今回の商品開発にあたって、知事が何かアドバイスをされたりとか、何かミジュマルならではの工夫があるようなことがあれば教えてください。
(答)言葉は喋れないので、何ていうんですかね、テレパシーですかね。気持ちを汲むというところも含めてお話を、話というか意思疎通をするということですが、私からミジュマルにアドバイスをするようなことはないですね。能力も知識もミジュマルの方が上でありますので、いろいろなことを教えていただきたいなと思っているところでございます。
(質)朝津味は高野尾でよかったですかね。
(答)高野尾。場所ですね。高野尾ですね。高野尾の朝津味という場所ですね。
(質)高野尾町じゃなくて。
(答)津市高野尾。これは町名が付いてるんですか。後で確認して。
(質)高野尾町ですよね。
(答)確認して、またお伝えするようにします。
(質)そのイベント、多くの方に来てほしいということですけど、何かちょっと意義とか、どういった取り組みにつなげていきたいとか狙いとかっていうところをもうちょっと教えていただければ。
(答)三重県の人に楽しんでもらうというのも1番目にありますけど、このイベントが盛り上がっていって、県外の方にもたくさん来ていただきたいなというふうに思います。三重県といえばミジュマル。ミジュマルといえば三重県ということで、多くの人に三重県に、これをきっかけにして来ていただければありがたいなと思います。
その他項目に関する質疑
○カスタマーハラスメント対策
(質)他ありますでしょうか。ないようですので発表項目以外で。先日、連合三重の総決起集会があって、そこに知事も出席されて、その中で、ちょっと正確な表現ではないかもしれませんけれども、カスタマーハラスメント、いわゆるカスハラについての対応を指示したというようなことを言われてました。これってどういうことなのか、いわゆる東京都みたいに条例を作るとかそういうことなんでしょうか。
(答)そこも含めてですね。以前、連合さんからの要請を受けた時に、カスタマーハラスメントについての対応をしっかりとやっていく必要があるということを要望受けまして、東京都も今動いてますけれども、特にサービス業の方々を中心に、いわゆるカスタマーハラスメントという事態に遭っておられる方、苦しんでおられる方がおられるということを聞いておりますので、であれば場合によって条例の制定ということも考えていかないかんということで、担当部が、メインの担当部が雇用経済部ということになりますけども、そこにカスタマーハラスメントへの対応について検討するようにということを指示をしたところでございます。
(質)これ、条例を作るとなるといつ頃になるんですか。
(答)まだ確定してませんですね。
(質)まだ確定してない。
(答)条例を作る必要があるかどうかも含めて検討をするということになります。今までハラスメント関係でいうと、日本ではセクシュアルハラスメント、これは決して許されないものでありますが、それへの対応というのも法律レベルでやってきている。それから、パワハラについても法律レベルでやってきておりますけれども、カスタマーハラスメントもやっぱり見直すべきでありますね。物を販売する人と、それから物を買う人、これ基本的にはやっぱ対等な立場でありますので、どちらが上ということはありませんけれども、日本は外国行かれると皆さんお分かりになると思いますけど、物を購入するときにどちらが上っていう感じじゃないですけど、日本では買う方が偉いんじゃないかという意識があるかもしれません。そうじゃないっていうことをきちんと社会に浸透させていく必要もあろうかなとは思っています。
(質)県としてカスハラが具体的に何件あるとかいうわけじゃなくて、結構そういう被害があるというのを聞いておられる。
(答)具体的なものはこれから調査をして、それへの対応を考えていくということですね。
○「ミジュマルの日」のイベント開催と新たな「三重県×ミジュマル」連携取組について(発表)
(答:政策企画部)先ほどご指摘いただきました朝津味の住所です。正しくは高野尾町でございます。申し訳ございません。
(答)町が抜けてました。
(答:政策企画部)はい、抜けておりました。大変失礼しました。
○カスタマーハラスメント対策
(質)今のお話、確認させてください。条例を作ることも含めて、県としてカスタマーハラスメントへの。
(答)対応を検討するということですね。
(質)いつまでに何というのはない。
(答)まだそれは、具体的なものはこれからですね。
(質)確認ですけれども、この時期に対応を指示されたということは、やはり東京都の動きを受けてということでよかったですか。
(答)東京都の動きもありますけど、連合さんから要請もありましてというその二つですかね。
(質)連合さんからの要請は、その総決起集会の時に要請が。
(答)いや、その前。
(質)前々から。かねてからずっーと要望があったんです。
(答)いや、私が受けた要望は、特記的に受けたのはそのときですかね。要望項目の中に入っていたかもしれませんけどね。
○選択的週休3日制
(質)これとは関係ないんですけど、千葉県とか奈良県が選択的な週休3日制の導入をする方針ということで、出勤時間の出勤日の勤務時間を延長したりすることで、総労働時間とかは変わらないで、変えずに対応する方針ということなんですけれども、ワークライフバランスとか、それから職員の人材確保みたいなことが対応が急がれたりとかする中で、こういった取り組みになると思うんですけれども、知事は週休3日についてはどのようにお考えかということと、将来というか、今後導入検討したりとかというところはいかがでしょうか。
(答)国が4月からですかね、導入をするということで聞いておりますし、それから東京都は既に導入済みと聞いています。それ以外にも千葉ですとか、群馬ですとか、奈良とか導入をするということを決められた、茨城もですかね、ようであります。三重県としても、この制度を導入しますと、職員の柔軟な働き方ということができるだろうというふうに思っています。子育てとか介護が行いやすくなるというのも事実だろうと思ってますので、検討したいと思っています。導入するにあたっての課題もあろうかと思っていますので、その課題も含めて検討していくということにしたいと思っております。
(質)今の段階で特に何か具体的に例えば。
(答)いつごろ導入するかとか、そこまで決まってるものではないですね。検討して、他で導入を、東京都は既にされていますので、東京都でどういう課題があるかというのも検証する必要がありますし、それから国が4月から導入するということですので、その時の課題も検証する必要がありますよね。そういうことを検証しながら、検討、導入に向けて検討していくということですね。
○日経平均株価最高値更新
(質)もう1点なんですけれども、連日、日経平均株価が最高値更新したりとかで、県内の関係する企業だったら、ホンダが過去2番目の高さだったりとか、それから四日市に製油所があるコスモとかが2000年以降で過去最高値になったりとかしているんですけれど、これらの株高っていうのは、県内の経済にどのように影響するかっていう。
(答)総論的にいうとプラスだと思っています。株価に関して行政は一喜一憂する必要はないとは思っていますけれども、経済的な影響というのはプラス方向で多く出てくるんじゃないかなというふうに考えますので、これをきっかけにして日本経済全体がとも思いますし、三重県の産業界が活性化をしてくれるとありがたいなと思いますね。さらに、日本全体で株価が上がっていますので、多くの方が株価が上がるとやっぱり気持ちも景気という言葉がありますが、気持ちも上向くということもあろうかと思いますので、多くの方に三重県に旅行に来てほしいなというふうにも思います。
○三重県内への避難者
(質)大きく分けて二つ、細かくすると三つになっていくような質問します。一つが三重県に逃れてきている人という話で、そろそろ石川県の地震から2カ月経ってきているわけですけども、三重県に避難してきている人、今、何人ぐらいでしょうかという質問が一つと。あと、これは2月18日で、ロシアのウクライナ侵攻から2年になってきているわけですけれども、確か伊賀にいらっしゃったような気がしますけれども、三重県に逃れてきているウクライナご出身の方というのは、どれぐらいいらっしゃるものなんだろうかというのを教えていただきたいのですが、まず一つ目の質問それです。
(答)まず能登の方ですけれども、自主避難されている状況っていうの把握する方法がないというのもありまして、避難の状況というのはわからないというのが事実でありますけれども、まず県営住宅31戸を提供しますとこういうふうに発表させていただいて、2件の問い合わせはありましたけど、実際にはここは入っておられる方はおいでになりません。それから県内の市町でありますけれども、三重県内16の市町で134戸の市営、町営住宅を提供されているということでありまして、2月から四日市市で1名の方、そして3月から伊勢市で1名の方、被災地からの避難者を受け入れる予定であるというふうに聞いております。これが能登半島の関係であります。それから、ウクライナの方でありますけれども、県内滞在されている方は、四日市市に1名というふうに伺っております。あと伊賀におられる方は自主的な避難の方ですので、入管の方で把握をしている方ではないとは聞いておりますね。それで四日市におられる方は、四日市市を通じてお話をお伺いしてまして、四日市市が市営住宅の無償提供されたり、日本語サークルを開催をしたりして支援をしているということを聞いておりました。伊賀の方が特に支援の要請はないということは聞いてるところでございます。
○F1日本グランプリ開催
(質)それからもう一つは、F1日本グランプリの春の開催というのがありますが、この4月ですか、鈴鹿で行われるということで、それでこれまでこの時期に開催したことはないわけです。一つは三重県として、これをどういうふうに盛り上げていくんでしょうかという質問が一つと、もう一つはこれまでにない時期なので、F1が鈴鹿でありますというと、ホテルいっぱいになりますとか、交通とかいろいろ人がたくさん集まるということはあるわけですけど、これまでにない特別な対応とかいうんでしょうか、それは何かお考えだったりするんでしょうか。
(答)F1をきっかけとしましたイベントみたいなものですね、対応というかイベントで申し上げると、既に発表させていただいていますけど、4月の4日から4月の9日までの5泊6日でアメリカの代理店がツアー造成をするわけですが、三重県に入っていただいてF1を見ていただいて、その後、関宿とかですね、奈良に入って関空に抜けていく、そういうツアーを発売をしておりますね。それが一つあります。それからもう一つは4月の1日から5日までのこの5日間ですけど、東京にあります三重テラスでF1のパネル展の実施をしようと思っています。東京の方にこのパネル展を見ていただいて、グランプリの観戦は難しいかもしれませんけれども、三重県に来ていただければというふうに思っております。それが2点目です。3点目は、今後、令和7年、来年ということになりますけど、令和6年のF1というよりは令和7年からのF1に向けて、外国人の旅行者の方が県内を周遊できるようなツアー造成、これをしっかりやっていきますということで、これは今年はまだ間に合ってないんですけども、来年以降やっていこうというのが3点目であります。
(質)確かにツアー造成、関宿に行くというのは、確か発表あったと思うんですけど、反応はいかがなものでしょう。
(答)反応、申し込み状況ですか。どうです。
(答:観光部)現在、まだ申し込みは受け付けておるような状況でございます。どれだけ来るのかというのは、まだちょっとこれからになるんですけれども、来られた方にはしっかりお声を聞いて、令和6年度事業にも反映していけれるような取り組みにつなげていきたいと考えています。
○津市虐待死亡事案
(質)去年の5月に津市で4歳の女児が傷害致死で母親の暴行をきっかけにして亡くなった事件についてのことで伺います。今、公判が続いていまして、3月8日が判決なんですけれども、公判の中で母親から女児への虐待が直接死亡につながった案件以外に、児相との関わりがある中で、約50回にわたって暴行があったということが公判の中で検察から主張があり、弁護側もそれを認めるようなことになっています。一方で、県の検証委の方では、今の対応の中で、公判の中で出てきた過去50回の暴行については、検証しないという方針を今持たれているようなんですが、今後の再発防止などに向けて、果たしてそのようなことでいいのかどうか、知事のお考えをお聞かせください。
(答)検証委の方から検証しないということをおっしゃったということは、まだ私聞いていませんので、担当部に話を聞いて確認をしたいと思っていますが、恐らくその理由があるんだろうと思います。我々としては、第三者委員会の方に検証をお願いしておりますので、加えてお願いする必要があれば、また申し上げるということになると思いますけれども、まずはその理由を確認をさせていただいた上でということになると思います。
(質)重ねて伺いますが、児相と家庭が関わりを持つ中で、その家庭の中で複数回、数十回にわたる暴行があったとして、それをもし仮に検証しないとしたら、その検証報告というのは十分なものだとお考えになりますか。
(答)理由も確認をしながらということになると思いますので、そこを確認して判断することになりますが、児相が関わっている中で、その50回の暴行について確認できなかったと、児相の方で認知できなかったということは、やはりじくじたる思いがあるところでありますので、今後そのようなことがないようにやっていきたいとは思っておりますけれども、検証委員会の話は聞いてみたいと思います。
(質)他ありますでしょうか。ないようですので、ありがとうございました。
(答)よろしいですか、ありがとうございました。
了