平成30年度は、国内外で活躍されている人間国宝(重要無形文化財各個指定保持者)狂言師・野村万作さんをお迎えし、その生き方や狂言について、そして伝統を次代につなげていくことなどをテーマにお話しいただきます。
開催概要
日時
平成30年4月30日(月曜・祝日)13時30分開講(開場12時45分)
会場
三重県文化会館 中ホール(津市一身田上津部田1234 三重県総合文化センター内)
演題
「人間国宝が語る86歳の狂言道」講師
狂言師・野村 万作さん聞き手 林 和利さん(名古屋女子大学教授 文学博士)
※林さんは平成30年3月で退官予定
受講料
全席自由 500円※受講料は当日受付にてお支払いください。
申込方法
事前申込制・先着順窓口・TEL・FAX・HP申込フォーム・Eメール・郵送にて受付
※申込受付開始は2月17日(土曜日)10時00分から
※座席に余裕があれば当日参加可
問合せ・申込み先
三重県生涯学習センター〒514-0061
津市一身田上津部田1234 三重県総合文化センター内
TEL : 059-233-1151 FAX : 059-233-1155
E-mail : manabi-kouza@center-mie.or.jp
ホームページ : http://www.center-mie.or.jp/manabi/
その他
(1)手話通訳あり(2)要約筆記の利用、赤外線補聴装置の利用(ホールのみ)などを希望される方はでき
るかぎり開催日の1か月前までにご相談ください。
※調整の結果、ご要望にお応えできない場合もございます。
(3)託児あり(完全予約制・先着順 定員になり次第終了)
対象 生後3か月から就学前まで
料金 1,000円/1名(20名まで)
予約締切 4月15日(日)
※三重県生涯学習センターまでお電話にてお申し込みください。
主催
三重県生涯学習センター[指定管理者:(公財)三重県文化振興事業団]レディオキューブFM三重
野村万作さんプロフィール
1931年生。狂言師。重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)、文化功労者。祖父・故初世野村萬斎及び父・故六世野村万蔵に師事。3歳で初舞台。早稲田大学文学部卒業。「万作の会」主宰。軽妙洒脱かつ緻密な表現のなかに深い情感を湛える、品格ある芸は、狂言の一つの頂点を感じさせる。国内外で狂言普及に貢献。ハワイ大・ワシントン大では客員教授を務める。狂言の技術の粋が尽くされる秘曲『釣狐』に長年取り組み、その演技で芸術祭大賞を受賞。その他、紀伊國屋演劇賞、日本芸術院賞、松尾芸能賞、紫綬褒章、坪内逍遥大賞、ベストファーザー賞、朝日賞、旭日小綬章等、多数の受賞歴を持つ。02年早稲田大学芸術功労者として表彰を受ける。08年練馬区名誉区民。17年中日文化賞受賞。『月に憑かれたピエロ』『子午線の祀り』『秋江』『法螺侍』『敦―山月記・名人伝―』等、狂言師として新たな試みにもしばしば取り組み、現在に至る狂言隆盛の礎を築く。後進の指導にも定評がある。
著書に『太郎冠者を生きる』(白水uブックス)、『狂言三人三様・野村万作の巻』(岩波書店)など。練馬文化センター名誉館長。