畜産行政及び畜産研究に関するアンケート調査結果
〔肉用鶏関係〕
対象農家数 56 回答農家数 36 回答率 64.3%
1 あなたにとって今、何が必要(又は困っていること)だとお考えですか?(3つ選択)
区分 |
件数 |
割合 |
①経営・資金面の問題 |
8 |
22.2% |
②後継者の問題 |
11 |
30.6% |
③生産流通の問題 |
22 |
61.1% |
④環境問題(ふん尿処理) |
14 |
38.9% |
⑤畜産物の安全性の確保 |
11 |
30.6% |
⑥畜産情報の入手 |
13 |
36.1% |
⑦畜産研究による技術開発等 |
15 |
41.7% |
⑧その他 |
1 |
2.8% |
※参考(⑧の内容)
(1)ヒナ代がたかくなる
2 「安全・安心」な商品について、あなた自身は、どのような取り組みを行っていますか?(複数選択)
区分 |
件数 |
割合 |
①トレサビリティー(履歴表示) |
6 |
16.7% |
②直販方式の採用 |
14 |
38.9% |
③国産飼料へのこだわり |
8 |
22.2% |
④特に行っていない |
9 |
25.0% |
⑤その他 |
9 |
25.0% |
※参考(⑤の内容)
(1)ストレスのないように気を付ける (2)HACCP方式の生産体制
(3)消費者との交流会等への積極的な参加(4)安全性の指導遵守(5)無投薬で飼育
3 あなたは、飼養技術を向上させるために、どこから情報を入手していますか?(複数選択)
区分 |
件数 |
割合 |
①自分自身で研究している |
19 |
52.8% |
②知人からの情報 |
17 |
47.2% |
③組合(畜産団体含む)の情報 |
18 |
50.0% |
④畜産研究部の研究成果 |
22 |
61.1% |
⑤インターネットなど |
5 |
13.9% |
⑥その他 |
3 |
8.3% |
※参考(⑥の内容)
(1)孵化場、薬品会社の研究者等 (2)同業者
4 あなたは、生産や流通に力を入れてもらいたいと思われますか?
区分 |
件数 |
割合 |
①思う |
33 |
91.7% |
②思わない |
2 |
5.6% |
③どちらともいえない |
1 |
2.8% |
④未回答 |
0 |
0.0% |
5 あなたは、畜産研究部による技術開発に力を入れてもらいたいと思いますか?
区分 |
件数 |
割合 |
①思う |
34 |
94.4% |
②思わない |
0 |
0.0% |
③どちらともいえない |
2 |
5.6% |
④未回答 |
0 |
0.0% |
6 あなたの農場において実施している技術はありますか?
(複数選択)
区分 |
件数 |
割合 |
①サルモネラ等病原菌の衛生管理 |
22 |
61.1% |
②抗生物質を含まない飼料管理技術 |
18 |
50.0% |
③「伊勢赤どり」の飼育管理 |
9 |
25.0% |
④「東紀州地どり」の飼育管理 |
16 |
44.4% |
⑤その他 |
1 |
2.8% |
※参考(⑤の内容)
(1)環境調整鶏舎(防疫等対策)
7 あなたが、今後、県に望む政策はなんですか?(3つ選択)
区分 |
件数 |
割合 |
①地産地消の推進 |
12 |
33.3% |
②ブランドの維持・発展 |
16 |
44.4% |
③畜産物の安全性の確保 |
14 |
38.9% |
④生産・流通体制の強化 |
21 |
58.3% |
⑤後継者育成対策の推進 |
4 |
11.1% |
⑥家畜伝染病など防疫体制の整備 |
9 |
25.0% |
⑦環境問題(ふん尿処理体制) |
11 |
30.6% |
⑧畜産研究部の技術開発 |
13 |
36.1% |
⑨特になし |
0 |
0.0% |
⑩その他 |
2 |
5.6% |
※参考(⑩の内容)
(1)地どりを最後までやってほしい (2)ヒナの安定供給
8 あなたが、今後、県に望む研究はなんですか?(3つ選択)
区分 |
件数 |
割合 |
①畜産物の安全性の確保 |
17 |
47.2% |
②生産性及び品質向上 |
21 |
58.3% |
③ブランドの維持、発展 |
17 |
47.2% |
④高付加価値化 |
15 |
41.7% |
⑤食品残さ等未利用資源の飼料化 |
6 |
16.7% |
⑥ふん尿処理問題など環境負荷低減 |
14 |
38.9% |
⑦新しい技術などの実証試験 |
10 |
27.8% |
⑧その他 |
1 |
2.8% |
※参考(⑧の内容)
(1)今あるものの向上をもっとやってほしい
9 畜産研究部の技術開発などに対するご意見や感想(主なもの)
- 名古屋コーチンに負けない品格を持つ、三重県産東紀州地どりとして脚光を浴びて欲しいと願う。(魅力ある仕事)
- 積極的に取組まれるよう願っている。
- 輸入の問題、鶏インフルエンザなど問題は山積しており、技術センターの協力が必要。
- 地どりの親鳥は県がこれからも維持してください。やっと定着してきて、ひなの値段が高くなる。
- 三重県が開発された地どりなので、県職員だけでなく、市職員の協力及び試食等消費にもっと協力されたい。
- 地どりの生産・販売は県が思っているより簡単ではない。
- 県の係りの方が熱心に取り組んでくれてありがとう。
- この3月から東紀州地鶏の飼育を始めたばかりの新人です。12月3日消費者からの要望で小売店を開店したところ予想以上に好評です。 改めて東紀州地どりの良さに驚きました。ヒナの供給等絶えることのないようお願いしたい。(仲間を増やしたい。)