沿岸定線観測結果
2026年11月熊野灘(1,3日、調査船「あさま」96トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は21.8~26.3℃、50mでは19.6~26.2℃、100mでは14.6~22.4℃、200mでは11.1~18.5℃の範囲にあった。黒潮域(測点13,14,29,30)を除く表面及び20mでは平年より1℃前後高めであった。50mの岸寄りの測点(測点1,6,8,9,15,17,20)では平年より1℃前後低めで、熊野灘北中部の測点(測点5,11,12,22,23,27)では平年よりやや高めであった。100mでは岸寄りの測点を中心に、平年より1~3℃前後低め、200mでは概ね平年並であった。黒潮域では測点13の表面及び20m、測点29,30の表面及び20m、50mにおいて11月としては過去最高水温を更新した。


塩分は、表面は33.16~34.38、20mでは33.83~34.38の範囲にあり、黒潮域を除き表面及び20mでは平年より低めであった。20mの測点14では11月としては観測以来の最低塩分を更新した。
観測時の黒潮北縁は、33°20’N付近にあり、黒潮北縁域では東へ4.0kt以上の強い流れが観測された。黒潮の表層水温は26℃台であった。

調査の概要
調査海域及び定点 熊野灘(下図)
調査員 磯田 虎太郎
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
:鶴見精機製XCTD
D O:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RDI社製300kHz
*平年値:1991-2020年(測点29,30は2002-2020年)
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
