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令和07年03月26日

 

漁海況長期予報

2025年 4~7月までの予測

 3月13~21日に、北海道から鹿児島県までの各都道県水産研究機関および水産研究・教育機構が海況・漁況に関する情報を持ち寄り、今後の見通しを立てましたので、その概要を紹介します。

(予測対象)海況および熊野灘のマイワシの漁況

海況

黒潮は大蛇行が継続し、流路はA型基調で推移するでしょう。
熊野灘沿岸の水温は「平年並」~「高め」で推移し、黒潮の接近など暖水の波及時には「かなり高め」となる見込みです。

【解説】

 3月下旬現在、黒潮は熊野灘沖の31°N以南まで南下し、遠州灘沖を北上して、御蔵島付近を通って北東へ流去しています(A型:大蛇行流路)。
 黒潮は2017年8月下旬に大蛇行流路となって7年7ヶ月が経過しました。今のところ大蛇行が解消するきっかけとなるような兆候はみられず今予測期間中に大蛇行が終息することは無い見込みです。なお、予測期間中の流路はA型基調で推移するとともに、蛇行北上部が熊野灘~遠州灘に近づくことがある見込みです。

 今後は、黒潮系暖水が波及しやすい状況が続くと予測されることから、熊野灘沿岸の水温は「平年並」~「高め」で推移すると予測されます。また、黒潮の接近や内側反流の波及など、暖水の影響が強まったタイミングでは、「かなり高め」となる見込みです。
 

    黒潮流路

マイワシ

14cm以上の1歳以上を主体に、来遊量は前年並の低水準で推移するでしょう。

マイワシ

【解説】

 2024年12月~2025年2月期の中型まき網による漁獲量は7トンで、前年同期(1トン)を上回り、同期過去10
年平均(4,006トン)を大きく下回りました。黒潮大蛇行は、今期も継続する見込みであり、黒潮北上部が石廊
埼沖に接岸する流路になると熊野灘への産卵親魚の来遊は少なくなると予測されます。以上から、来遊量は前年
並の低水準となるでしょう。  


  ~~~~~海況とマイワシ以外は改めて予報を行っていませんが、最新の情報を記載します~~~~~

ウルメイワシ 

【12月の予報】15~20 cmの1歳魚および20cm以上の2歳以上を主体に、来遊量は前年並~上回るでしょう。

【解説】

 2024年7~11月期の中型まき網による漁獲量は2,889トンで、前年同期(2,636トン)および同期過去10年平
均(3,057トン)並で、漁獲主体は11~18cm(被鱗体長)でした。前期の漁況から、来遊量は2歳以上では前年
を上回り、1歳魚では前年並と判断されることから、総じて前年並~上回ると予測されます。

さば類

【12月の予報】マサバは25~39cmの2歳以上が主体に漁獲され、来遊量は低水準で推移するでしょう。
        ゴマサバは30~40cmの2歳以上が主体に漁獲され、来遊量は低水準で推移するでしょう。 

サバ

【解説】

 2024年7~11月期の中型まき網によるマサバの漁獲量は20トンと期間を通じてまとまらず、前年同期(2ト
ン)を大きく上回り、同期過去10年平均(612トン)を大きく下回りました。漁獲主体は、18~24cm(尾叉
長、以下同じ)および31~33cmでした。ゴマサバの漁獲量は736トンで、前年同期(1,216トン)を下回り、
同期過去10年平均(1,989トン)を大きく下回りました。漁獲主体は、22~29cmおよび35~37cmでした。今
期も黒潮大蛇行が継続し、黒潮続流(千葉以東の流れ)の北偏など海況の影響を強く受けることが見込まれるた
め、マサバの来遊量は低水準と予測されます。ゴマサバは資源量が低水準であるため、今期の来遊量は低水準と
予測されます。

マアジ

【12月の予報】14~22cmの1歳魚を主体に、来遊量は前年を上回るでしょう。

マアジ

解説

 2024年7~11月期の中型まき網による漁獲量は427トンで、前年同期(170トン)を大きく上回り、同期過去
10年平均(397トン)並でした。漁獲主体は、12~14cm(尾叉長、以下同じ)および19~21cmでした。前期
の漁況から、来遊量は1歳魚では前年並~上回り、2歳以上では上回ると判断されることから、総じて前年を上回
ると予測されます。

※次回の漁海況長期予報は、7月下旬頃(未定)に2025年8~12月の予報を行う予定です。

参考サイト

我が国周辺の水産資源の現状を知るために(資源評価結果や各海域の長期予報が掲載されています)

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 資源管理・海洋研究課 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-2225 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

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