沿岸定線観測結果

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2016年6月熊野灘（1-3日、調査船「あさま」79トン）

調査結果の概要

　調査時の表面水温は20.2～24.9℃、50mでは17.5～23.3℃、100mでは15.2～20.6℃、200mでは11.9～18.7℃の範囲にあった。表面では沿岸の一部で平年よりやや高めの他はほぼ平年並、50mでは南部沿岸で平年より1℃前後高めの他はほぼ平年並であった。100m～200mでは、沿岸域で平年より1℃前後高めの他はほぼ平年並であった。　　　

   表面の塩分は33.21～34.71、20mの塩分は34.18～34.71の範囲にあり、表面では沿岸域で平年並～やや低めの他は平年並～やや高めであった。20mでは中南部沿岸で平年並の他は平年よりやや高めであった。

　観測時の黒潮北縁は33°10～15′N付近にあり、3～4ノットの流れであった。黒潮本流の表層水温は24℃以上で、最高水温は25℃前後であった。 

 調査の概要

調査海域及び定線　熊野灘（下図）
調査員 　久野　正博・舘　洋

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
　CTD：SeaBird社製SBE-9plus
　DO：SeaBird社製SBE43
　クロロフィル：WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP：RD社製300kHz 

＊観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。