養殖・環境研究課
提供情報(関係含む)
- アコヤ養殖環境情報・・・英虞湾等の海況や植物プランクトン相に関する情報で、市・町や漁業者との協働により原則毎週水曜に発行します。
- 貝リンガル情報・・・英虞湾奥部の立神浦にある貝リンガル(アコヤガイ)の情報です。(株)ミキモトからデータ提供を受けて,原則毎週水曜に発行しています。赤潮を警戒する10月末までの予定です。
- 真珠適正養殖管理マニュアル・・・アコヤガイの外套膜萎縮症とへい死への対応についてまとめたマニュアルです。
- 貝毒結果速報・・・三重県で定期的に行われている貝毒検査の結果です(県庁へリンク)。
- 三重県沿岸海域プランクトン図鑑(平成24年9月)・・・三重県で発生する主要な有害プランクトンを掲載しています。
- 三重県沿岸海域に発生した赤潮 ・・・近年の赤潮発生状況を暦年(1~12月)毎にまとめました。
- 三重県真珠養殖関係漁場水温モニタリングシステム・・・英虞湾・的矢湾・五ヶ所湾の自動観測ブイで観測された水温データが閲覧できます(三重県真珠養殖連絡協議会へリンク )
漁場環境(水質・底質)のモニタリングと情報提供
- 漁場の適正利用と環境保全のために,底質や底生生物の長期モニタリング調査を行っています。
- 赤潮発生時には,漁業者へ注意を喚起するため赤潮情報を発行しています。
有害赤潮の発生予察と被害防止
- 有害赤潮や珪藻赤潮に対処するため、伊勢湾、伊勢湾口、英虞湾をフィールドとして、愛知県水産試験場と共同で広域モニタリング調査を実施し、有害赤潮等の監視体制の強化を図るとともに、得られた調査データと過去の既往知見から赤潮の発生機構を解明し、赤潮予測や被害防止につなげます。
貝毒に関する対応
- 二枚貝が、毒をもつ特定のプランクトンを捕食し、体内に毒を蓄積する現象です。毒を蓄積した貝を食べると、麻痺や下痢などを症状とする食中毒を起こすことがあります。
- 三重県沿岸で漁獲、養殖生産される二枚貝の毒化状況および貝毒原因プランクトンの出現状況を関係機関と連携してモニタリングし、食の安全・安心の確保を図ります。
麻痺性貝毒原因種 下痢性貝毒原因種
(アレキサンドリウム属) (ディノフィシス属)
真珠養殖・貝類(マガキ等)養殖技術の向上に関する研究
高品質な真珠の安定的生産に寄与するため、アコヤガイの育種技術の開発(品種改良)を行っています。これまで、真珠の重要な品質要素である色と巻き(真珠層の厚さ)について、高品質な「白い真珠」、「厚巻きの真珠」をつくるアコヤガイを生産することに成功しました。
※左右にフリックすると表がスライドします。
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真珠のシミ・キズ形成の低減に有効な養殖技術の開発と普及、光沢(テリ)の優れる真珠を生産するに有効な技術開発にも取り組んでいます。
その他、マガキ等、貝類養殖に関する養殖技術の開発も実施しています。
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養殖魚に発生する魚病への対応
マダイ、クロマグロ、ブリ、ヒラメ等の海産養殖魚の診断、養殖業者に対する養殖技術講習会の開催、養殖場の現地指導等を通じて飼育管理技術の向上と水産用医薬品の適正使用について指導、助言しています。