三重県水産研究に100年(創立百周年記念誌)
目で見る100年
バイオテクノロジーの研究
養殖魚の品種改良を目指して、染色体操作による3倍体魚や全雌魚の作出に関する研究が昭和60年頃から全国的に行われるようになり、三重県においてもヒラメやアユ、アマゴ、アコヤガイを対象として雌性発生や3倍体の作出に関する基礎的研究が昭和60年(1985年)から平成2年(1990年)に行われた。3倍体では、実際に作出したアコヤガイやアマゴの試験養殖も行われたが、実用化に至るまでの成果は得られなかった。
ヒラメ卵をもちいたバイテクの実験 |
3倍体ヒラメの発生 |