三重県水産研究に100年(創立百周年記念誌)
目で見る100年
伊勢湾台風による試験場の被害
昭和34年9月26日、襲来した超大型の伊勢湾台風(15号)により、浜島の本場と移転したばかりの伊勢湾分場は甚大な被害を被った。とくに本場では強風の、分場では増水による被害を受けた。
伊勢湾分場
全館が冠水してしまった伊勢湾分場。水が引くまでは船で往復した
室内が水びたしになってぼう然自失の職員
近くの漁港の無惨な様子
水が引いたあとも、清掃作業に数ヶ月を要した
本場
本場は海岸の崩壊による被害が大きかった
本場近くの民家がつぶれたり大きな被害をうけた
検潮所が壊れた
尾鷲分場
台風後の分場
分場の上から見た近隣の様子
机や椅子のひっくりかえった室内