三重県水産研究に100年(創立百周年記念誌)
目で見る100年
大戦後、マグロ漁場探しで活躍した第一大洋丸
水産試験場では戦争後の混乱の中、昭和24年11月 民間から「第一大洋丸」(総トン数196.51、全長33.5m、幅6.6m)を購入し、南洋水域でマグロ操業試験に乗り出している。これは日米講和条約の締結により、マッカーサー・ラインが撤廃されたことによる。間もなく来るカツオマグロの遠洋漁業時代の先駆けとなった。
マグロ漁業の指導にあたった第一大洋丸
太い線がマッカーサーライン
昭和27年日米講和条約の発効まではこの内側しか操場できなかった。