沿岸定線観測結果
2014年4月熊野灘(7-8日、調査船「あさま」79トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は15.4~19.8℃、50mでは14.7~19.6℃、100mでは13.3~18.6℃、200mでは10.2~18.0℃の範囲にあった。表面では沿岸の一部で平年並の他は平年より1~2℃低め、50mではStn.17で平年並の他は平年より1℃程度低め、100mでは沿岸域で平年より1℃程度低めの他はほぼ平年並、200mでは平年並~1℃程度低めであった。
表面の塩分は34.40~34.79、20mの塩分は34.47~34.79の範囲にあり、沿岸域で平年並~やや高め、沖合域で平年並~やや低めであった。
観測時の黒潮北縁は33°15′N付近にあり、東へ3ノット前後の流れが観測された。黒潮の表層水温は19℃台であった。
調査の概要
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
SBE43 DO sensor
Seapoint Chlorophyll Fluorometer
流向流速計
ADCP:RD社製300kHz
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