沿岸定線観測結果
2013年12月熊野灘(2-3日、調査船「あさま」79トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は18.2~22.5℃、50mでは17.3~22.5℃、100mでは13.6~22.0℃、200mでは10.3~17.2℃の範囲にあった。表面~50mでは平年並~1℃程度低め、100mでは平年より1~3℃も低め、200mでは平年並~1℃程度低めであった。10月と11月に観測された極端な高水温は解消し、平年並から低め基調の水温となっていた。
表面の塩分は34.19~34.60、20mの塩分は34.26~34.59の範囲にあり、表面では平年並~やや低め、20mでは平年より低めであった。
観測時の黒潮北縁は33°10′N付近にあり、東南東へ3ノット以上の流れが観測された。黒潮の表層水温は22℃台であった。
調査の概要
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
SBE43 DO sensor
Seapoint Chlorophyll Fluorometer
流向流速計
ADCP:RD社製300kHz
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