先輩職員の声(総合土木)
志摩建設事務所 保全室 杉浦 拓磨 Sugiura Takuma
平成27年4月採用 (異動歴) H30.4 現所属 平成31年2月12日現在 |
Q なぜ三重県職員になろうと思ったのですか? |
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A 学生時代に学んできた土木の知識を活かし、生まれ育った三重県の社会基盤を支えていきたいという思いから、県職員を志望しました。 |
Q 志摩建設事務所は、どんな仕事をしているところですか? |
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A 伊勢志摩国立公園内にある自然豊かな地域である鳥羽市、志摩市において、三重県が管理する道路、河川、海岸、港湾、砂防施設の整備や維持管理を行っています。例えば道路のバイパス整備や拡幅、歩道設置、河川改修などさまざまな事業に取り組んでおり、県民の方々が豊かな生活を送る上で欠かせない社会基盤をつくって守る仕事をしています。 |
Q そのなかで杉浦さんは、どのような仕事をしていますか? |
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A そのなかで私は管理施設の維持管理を行う保全課に所属し、具体的には県管理の道路における、舗装修繕、橋梁修繕、側溝整備などの維持修繕工事の積算や監督業務を担当しています。それ以外にも、橋梁、トンネルなど老朽化していく施設の損傷度の調査をするため、定期的な点検も行っています。点検については業者に委託するものもありますが、自分自身が現場で点検を行うこともあります。維持管理は新たな道路の整備などと比べると目立ちにくい仕事ですが、もし維持管理を怠れば重大な事故につながる恐れもあるため、常日頃から県民の安全安心な暮らしを支えているという意識をもって仕事に取り組むよう心掛けています。
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Q 仕事の「やりがい」はどのような時に感じますか? |
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A 担当する現場が完成した時です。工事発注前には着手後の工程をイメージして設計を行いますが、いざ現場に入ると様々な問題に直面し、イメージ通りの施工を行えないことが多々あります。問題を解決していくには、土木の専門的な知識や経験が重要となるため、日々の努力は欠かすことができません。そのような苦労の末、完成した工事現場を目の当たりにすると、とても感動しますし、やりがいも感じられます。 |
Q これまでの仕事で印象に残っていることは? |
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A 四日市建設事務所に在任しているとき、インターチェンジ周辺における渋滞解消のための道路拡幅工事を担当したことです。インター出入口の規制を伴う工事であり、規制開始時には渋滞が一時的に悪化する状況となってしまい、利用者から不満の声が寄せられることもありました。その問題を解消するため、施工方法や施工ステップを見直すなどして、規制縮小に努めて施工を行い、工事完成に至りました。この経験から、自分たちが管理する道路が多くの人達に利用されていること、道路が普段通り通行可能な状態で保たれていることの重要性を再認識しました。 |
Q 受験希望者へのメッセージをどうぞ! |
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A 土木技術者として計画、設計から工事に至るまで幅広い業務に携わり、三重県のために働いているという達成感を得られるのは三重県職員だけだと強く感じました。生まれ育った三重県のために働きたい、県民の生活の基盤を支えたいという方々、ぜひ皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。 |