職員研修
三重県では、職員として必要な知識及び技能等の習得や能力開発のために、各階層・職責に応じて様々な研修を行っています。
各段階で必要とされる能力を考慮したうえで、資質の向上を支援する研修や、現場で使えるより実務的・実践的な知識及び技能等の習得に重点を置いた研修を実施しています。
★職員研修体系★
★項目★
・新規採用職員研修
・ブラッシュアップ研修
・三重県人財マネジメント戦略
新規採用職員研修
全体研修 | ユニバーサルデザイン講座 |
接遇研修(社会人マナー研修) | 名刺交換(社会人マナー研修) |
~グループワークでの一コマ~ 仕事は自分だけでしていくものではなく、組織でしていくものです。 グループワークを通じて、チームとして仕事をする意識を醸成したり、 コミュニケーション能力や課題発見力などの向上を図ったりします。 また、研修時においては「同期とのつながり」「横のつながり」といった人脈づくりも大切です。 |
~同期との出会い~ 同期の仲間は総勢100人以上います。 グループワークや休憩時間に交流を深めています。 同期は年齢や職種もさまざまですが、研修会場は同期と親睦を深める「場所」でもあります。 新規採用研修を終えてからも、5年目研修まで研修が続きますので、 同期と「つながり」を持つ機会はたくさんあります。 |
新規採用職員マルチ・トレーニング制度
将来の三重県庁を支えていく人材として、今後の成長に大きな可能性をもった意欲十分な新規採用職員を、大切に育てていかなければなりません。そのなかで、新規採用職員の育成にあたっては、将来的な成長を見据えつつ、効果的・効率的に指導・教育を行うことが必要です。新規採用職員には、新規採用職員研修をはじめとしたさまざまな研修の機会が与えられておりますが、新規採用職員の最も効果的な育成方法は、職場での日常のさまざまな機会に、上司・先輩からの指導・助言を受け、経験を重ねる中で、知識や技能を身につけていくことです。つまり、職場での仕事を通じた人材育成(OJT)が最も重要になります。
三重県では、「新規採用職員マルチトレーニング制度」を取り入れ、「1対1」ではなく、「みんなで行う人づくり」として、新規採用職員1人に対し、職場における「OJTリーダー」を中心に「複数のトレーナー」によって、新規採用職員の育成を行っています。
新規採用職員は、不安な気持ちを抱えながら、初めての職場で、初めての上司・先輩に囲まれて緊張しています。分からないことや困ったことがあっても、上司や先輩が忙しそうにしていると、なかなか質問や相談をしにくいものですが、マルチトレーニング制度により、職場のみんなでサポートを行いますので、安心して働くことができます。 |
ブラッシュアップ研修
階層別の研修である基本研修、管理監督者研修以外にも、職員に必要な能力を磨き上げるため、定期的にブラッシュアップ研修を受講することができます(希望者のみ受講)。また、職員の時間の都合に合わせて受講できる「e-ラーニング研修」を若手、中堅、ベテラン、管理職等において効果的に活用して実施します。
令和6年度実施予定:
『説明力・聞く力向上(コミュニケーション)研修』
『ワンペーパー資料作成研修』
『事務処理ミス防止研修』
『業務改善研修』
『キャリアデザイン研修』など
※e-ラーニングの「e」は、electronicの略で、Electronic Learningが正式な名称です。
自学自習のツールであり、所属にある自分のパソコンにて受講することができます。
研修会場に行かなくても、自分の空いた時間に学習でき、自分のペースで研修を受講することができます。
三重県人財マネジメント戦略
行政に求められる役割を果たしつつ、効果的かつ効率的な行政運営を実現するため、中長期的な視点で課題を把握し、全体を俯瞰しながら人事施策を一体的に推進することで、職員一人ひとりの意欲や能力の向上をめざす「三重県人財マネジメント戦略」を令和6年3月に策定しました。 同戦略で定める「めざすべき/求める職員像」等は次のとおりです。<めざすべき/求める職員像> 三重県をより良くするための考えを持ち、 地域や県民(主権者)との結びつきを深めながら、 何事にもポジティブに取り組む職員 <重視する3つの視点> 「積極性」「戦略性」「協調性」 |