先輩職員の声(薬剤師)
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生藤 さん 平成31年4月採用 令和7年3月現在 |
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A 学生時代から薬剤師として薬物治療だけでなく、健康寿命の延伸に力を注ぎたいと考えていました。県立病院や保健所などのさまざまな分野の業務に従事することで、多角的に物事をとらえられる薬剤師になりたいと考えていたため、三重県職員をめざしました。 |
Q 津保健所 保健衛生室 衛生指導課は、どんな仕事をしているところですか? |
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A 私の所属する保健衛生室 衛生指導課では、食品衛生、薬事衛生、生活衛生、動物愛護などについて各種法令に基づく監視指導業務と薬物乱用防止の推進、献血・骨髄バンクの推進などの普及啓発業務を行っています。どちらも県民の皆さんの健康を守るために貢献していると実感できる業務です。 |
Q そのなかで生藤さんは、どのような仕事をしていますか? |
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A 主に毒物劇物、麻薬・向精神薬、覚醒剤の取扱いに関する業務と薬物乱用防止の普及啓発業務を担当しています。監視指導業務は、毒物劇物取締法に基づき製造業者・販売業者の登録審査や、毒物劇物の漏洩・盗難などの危害が発生しないよう管理されているか監視指導を行います。同様に、麻薬及び向精神薬取締法、覚醒剤取締法に基づく免許事務や麻薬などが適切に管理されているか監視指導を行っています。 |
Q 三重県職員として働くことの魅力を教えてください |
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A 県の薬剤師は病院での調剤・服薬指導業務の「医療」、保健所や県庁の行政分野での公衆衛生業務などの「健康」の分野で、専門的な知識を用いて活躍できるところが魅力です。やるべきことはたくさんありますが、幅広い分野の知識や技能が身につくことで、日々成長を感じながら働くことができます。 |
Q これまでの仕事で印象に残っていることは? |
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A 伊賀保健所に勤務していた際、管内の食品製造業者が製造する食品から特定の微生物が検出され、その原因究明や再発防止対策を検討するため、施設へ立ち入り監視指導を行いました。また、従業員に対して食品を汚染させない取組の提言や指導を行いました。 |
Q 受験希望者へのメッセージをどうぞ! |
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A 三重県では行政薬剤師が、薬事・食品・感染症・研究・病院などさまざまな分野で活躍しています。さまざまな分野の仕事をすることで視野が広がり大きな糧になります。また、獣医師、保健師、管理栄養士、臨床検査技師、事務職などの幅広い職種とともに働くことで行政薬剤師ならではの経験を得ることができます。皆さんと一緒に働けることを心よりお待ちしています。 |
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