先輩職員の声(林学)
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内田 さん 令和4年4月採用 (異動歴) 令和7年3月現在 |
Q なぜ三重県職員になろうと思ったのですか? |
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A 中学生のときに参加したインターンシップで山の中で働く楽しさを知り、高校で自然環境、大学で森林や林業を学び、生まれ育った三重県の森林で仕事がしたいと思い、森林にさまざまな角度から携わることができる県職員を志望しました。 |
Q 松阪農林事務所 森林・林業室は、どんな仕事をしているところですか? |
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A 所属する森林保全課では主に治山事業を行っています。治山事業では、豪雨などの災害で荒れた渓流や崩壊地に構造物を施工し、山地を復旧し保全していくことで人家などを守り、安全で住みよい環境をつくっていきます。 |
Q そのなかで内田さんは、どのような仕事をしていますか? |
A 治山施設や森林整備事業の設計・積算、監督業務を担当しています。工事は設計を基に進めますが、岩盤が出なかったり、湧水があったりと設計どおりにいかないこともあります。それに対して、施工業者と協議を行い、根拠に基づいて対策を考え指示し、工事を進めていきます。また、工事書類のチェックや工事完成後には検査を受けます。工事に際しては、市町や地域住民の方との調整の業務もあります。業務で森林に入ることも多くあり、自然とふれあいながら働くことができます。 |
Q 三重県職員として働くことの魅力を教えてください |
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A ソフト面からハード面まで森林に関わる幅広い分野の仕事があり、その全てが三重県の健全な森林づくりに貢献できるところです。さまざまな業務に挑戦することで、多くの知識や経験を身につけることができます。また、林業職は自然が好きな人が多く、あたたかみのある雰囲気の職場であることも魅力に感じています。 |
Q これまでの仕事で印象に残っていることは? |
A 初めて担当した治山施設が完成したことです。工事の際には、想定していなかったことがいくつも起こりましたが、現場に合うように何度も修正し、構造物ができあがっていく過程はやりがいがあり、完成時には達成感がありました。完成後もその治山施設を確認していますが、山脚を固定し土砂の流出も防いでおり、しっかりと効果を発揮しているのを見るとうれしくなります。 |
Q 受験希望者へのメッセージをどうぞ! |
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A 森林に関わる幅広い分野の仕事があり、自分の知識不足に不安を感じることもありますが、サポートしてくれる経験豊富な上司や先輩職員がたくさんおり、日々学ぶことができます。ぜひ林業職として入庁していただき、一緒に考えて学んでいけることを楽しみにしています。 |
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