先輩職員の声(関係機関への職員派遣)
|
寺田 さん 平成27年4月採用 令和6年3月現在 |
Q なぜ三重県職員になろうと思ったのですか? |
||
---|---|---|
A 大学は県外でしたが、漠然と三重県で就職したいと思っていました。関心のある業界なども特になく、三重県庁であれば幅広い分野の業務に携わることができ、人の役に立てる仕事ができると思い、志望しました。 |
Q 災害即応・連携課は、どんな仕事をしているところですか? |
||
---|---|---|
A 私が所属している災害即応・連携課は、主に三重県災害対策本部の運営に関する業務を行っています。例えば、台風や線状降水帯などによって県内で大雨警報が発表された際や地震等が発生した際には、設置された三重県災害対策本部において、被害情報の収集、救助機関や支援物資の調整、県民の皆さんに向けた呼びかけを行うなど、災害発生時の県の司令塔の役割を担います。 |
Q そのなかで寺田さんは、どのような仕事をしていますか? |
|||
---|---|---|---|
A 私は、主に津地方気象台との連絡調整・情報収集や、台風の際に活用している三重県版タイムラインの運用、災害時応援協定の締結・運用といった業務を担当しています。なかでも気象台との関係においては、県内に警報の発表が見込まれる際などに連絡を取り合って今後の見通し等を確認し、防災対策部内および県庁内への情報共有を行っています。 |
Q 派遣先で行っていた業務について教えてください |
|
---|---|
A 派遣先は気象庁総務部企画課地域防災企画室という部署でした。気象庁では、防災気象情報がより分かりやすく住民に届き、適切な避難行動につながることをめざして、自治体の担当者が防災気象情報を容易に理解・活用できるようさまざまな取組を進めています。 |
Q 派遣の経験で感じたこと(得たもの)を教えてください |
||
---|---|---|
A 気象庁へ派遣されるまでは防災関係の業務経験も無かったので、しばらくは気象・防災分野の専門用語が分からず大変でした。その都度、意味を調べたり周囲の人に聞いたりしてメモしていたのを覚えていますが、その経験は現在でも生きていると感じます。 |
Q 今後チャレンジしたいことやどのような職員になりたいかについて教えてください |
||
---|---|---|
A 気象庁への派遣から戻ってきてからは、防災対策部で経験を積ませていただいています。三重県でも甚大な被害の発生が想定されている南海トラフ地震をはじめ、災害が起きた時に力を発揮することができるよう、派遣経験を生かしながら、防災分野の知識・経験をさらに積み上げていきます。 |
Q 受験希望者へのメッセージをどうぞ! |
||
---|---|---|
A 三重県では、省庁や他県、市町などへの職員派遣を行っており、私も令和2年度から2年間、東京の気象庁本庁へ派遣という形で勤務させていただきました。県庁内に限らず、外部の機関で貴重な経験を積む機会もありますので、三重県職員を志望するみなさんの参考となれば幸いです。 |