先輩職員の声(福祉技術)
|
水井 さん 平成28年4月採用 令和6年3月現在 |
|
||
---|---|---|
A 私は他県の大学・大学院で臨床心理学を学び、大学院を修了した後は数年間他県で臨床心理士として働いていましたが、次第に大学や仕事の中で得た学びや経験を生かして、生まれ育った三重県に貢献したいと考えるようになり、三重県職員を志望しました。 |
Q 北勢児童相談所は、どんな仕事をしているところですか? |
||
---|---|---|
A 児童相談所は児童虐待の対応だけでなく、非行や不登校といった課題を抱えた子どもに関する相談や知的障がいのある子どもを支援するための療育手帳の判定など、子どもに関するさまざまな業務を担っています。子どもが安心感を持って健やかに育つことができるよう、子ども本人だけでなく、その子どもを取り巻く大人に対する支援を行うことも児童相談所の役割です。また、学校や病院、市町など関係機関との連携も重要な業務の一つです。 |
Q そのなかで水井さんは、どのような仕事をしていますか? |
|||
---|---|---|---|
A 児童心理司として、子どもとの面接や知能検査、心理テストなどをとおして子どもの状態を把握し、適切な関わり方や支援方法を探るとともに、児童福祉司と協力して支援の方向性を話し合いながら相談を進めていくというのが主な業務です。また、療育手帳の判定業務なども担当しています。 |
Q 【福祉技術】ならではの魅力を教えてください |
|
---|---|
A 福祉技術職は、児童相談所だけでなく、子ども心身発達医療センターをはじめとした福祉・医療分野の複数の職場で働く可能性があります。私自身、入庁した当初は小児心療センターあすなろ学園(現:子ども心身発達医療センター)で働き、その後現在の職場に赴任しました。各職場で求められる業務、役割が異なるため、さまざまな業務を経験することができる点が魅力だと思います。 |
Q これまでの仕事で印象に残っていることは? |
||
---|---|---|
A 担当する子どもが私を信頼して、抱えていた悩みや苦しみを話してくれた時、勇気を出して話してくれたその思いをしっかりと受け止めなければと身が引き締まる思いがしました。一人ひとりの子どもたちに対して私たちが関わることのできる期間や支援には限りがありますが、これからも一瞬一瞬を大切に、できる限りの支援をしていきたいと思っています。 |
Q 受験希望者へのメッセージをどうぞ! |
||
---|---|---|
A 三重県の福祉技術職は、福祉や医療分野におけるさまざまな職場で働いてキャリアを積むことができる点が魅力だと思います。専門的な知識やスキルが求められる仕事ではありますが、一緒に考えてアドバイスをくれる先輩方がたくさんいますし、研修などで学ぶ機会もありますので安心してください。三重県で皆さんと一緒に働くことができたらとても嬉しいです。 |