先輩職員の声(保健師)
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鈴鹿保健所 保健衛生室 嶌田 さん 平成31年4月採用 (異動歴) 平成31年4月 尾鷲保健所 保健衛生室 令和5年3月3日現在 |
Q なぜ三重県職員になろうと思ったのですか? |
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A 生まれ育った三重県で、保健師として活動し、より健康的な地域にしたいと思い、三重県職員を志望しました。 |
Q 保健衛生室 健康増進課は、どんな仕事をしているところですか? |
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A 県民の皆さんの健康の保持・増進を図ることを目的として、人口動態、医務、食品衛生、薬事、動物愛護、感染症対策、健康づくり、難病対策、精神保健福祉、母子保健等、多岐にわたる分野の業務を行っています。保健師だけでなく、医師、薬剤師、獣医師、管理栄養士、放射線技師など様々な専門職が配置されており、それぞれの専門性を発揮して、協力しながら仕事をしています。 |
Q そのなかで嶌田さんは、どのような仕事をしていますか? |
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A 感染症対策や健康づくりに関する業務を行っています。そのなかでも、私は主に結核対策を担当しています。結核患者が発生した際の調査や接触者健診、治療中の訪問や来所による相談対応、治療終了後の管理検診等、関係機関と協力しながら、患者さんを支援しています。また、結核罹患率の低下を目指し、啓発活動を行っています。 |
Q 仕事の「やりがい」はどのような時に感じますか? |
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A 保健所の保健師は、感染症や難病、精神疾患等を抱えながら生活する方々の支援を行っています。様々な分野からの支援が必要であり、1つの目標に向かって、関係機関の方々と連携するときにやりがいを感じます。 |
Q これまでの仕事で印象に残っていることは? |
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A 前所属の尾鷲保健所では、難病患者さんの支援を行っていました。保健所の保健師だけでは生活を支えることはできませんが、ケアマネージャーをはじめ、訪問看護師やヘルパー、市町職員、病院看護師等と情報共有や支援方針の検討を行う中で、地域力の大切さや多職種連携の難しさを感じました。患者さんやその家族、地域支援者で集まってケア会議をした際に、患者さんが前向きになってくれたことが印象に残っています。 |
Q 受験希望者へメッセージをどうぞ! |
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A 県職員の大きな魅力の一つは、人事異動です。保健所や本庁等でさまざまな業務を経験することで、視点や価値観に広がりが生まれ、保健師としての能力が向上すると感じています。 |