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令和02年02月14日

三重県職員採用のご案内

先輩職員の声(環境化学)          



 


環境生活部 地球温暖化対策課 

谷村 さん

平成25年4月採用

(異動歴)
平成25年4月 防災対策部 消防・保安課
平成27年4月 健康福祉部 保健環境研究所
平成31年4月 現所属


  令和3年3月30日現在

Q なぜ、三重県職員になろうと思ったのですか?

A 私は三重県出身で、県外の大学に行っていたのですが、三重県に戻ってこようと考えたとき、大学で専攻していた化学を生かせる仕事をしたいと思い志望しました。

Q 地球温暖化対策課は、どのような業務をしているところですか?

A 地球温暖化対策課は、地球温暖化対策班と環境評価・活動班の2班で構成されています。
 地球温暖化対策班では、三重県地球温暖化対策総合計画の策定、温室効果ガス排出量削減のための家庭の省エネやエコドライブの推進、事業者の環境経営の普及促進などを行っています。
 環境評価・活動班では、県民の環境活動の促進、環境教育の推進、環境アセスメントの審査などを行っています。

Q そのなかで、谷村さんはどのような業務を担当していますか?

A 主に環境アセスメントに係る業務を担当しています。
 環境アセスメントとは、例えば、新たに大きな工場を建てる、山に風車を建てるといった事業者が開発事業を行う場合、その事業の実施が環境にどのような影響を及ぼすのかについて、事業者があらかじめ調査、予測・評価を行う中で、住民・市町村長・知事などから環境保全に関する意見を聴き、それらを踏まえ、より良い事業計画としていくための制度です。
 私の業務としては、事業者の計画について、騒音や振動といった大気環境、植物や動物といった自然環境、景観、歴史的文化的な遺産、埋蔵文化財など様々な観点から、「もっと環境に配慮する必要があるのではないか」、「事業者のおこなった予測は妥当なものなのか」、「事業実施中も継続してモニタリング調査する必要があるのではないか」といった意見をとりまとめ、最終的に三重県知事の意見として、事業者に通知します。
 事業者はその意見を踏まえたうえで、環境保全を進める方向で事業計画に反映してもらうように努めてもらうことになります。
 

 

Q 1日の(おおまかな)スケジュールを教えてください。

 

A     8:30 メールのチェック、電話対応
   10:00 現地調査(現場に赴き、現地確認)
   13:00 三重県環境影響評価委員会の開催(専門家の意見聴取)
   16:00 意見の取りまとめ
   17:15 退庁
 


 
 

Q どのような時に仕事の「やりがい」を感じますか?

A 私の業務は、『みえ県民力ビジョン』の3つの柱でいう「守る」~命と暮らしの安全・安心を実感できるために~に該当します。そのため、業務を遂行するうえで、成果が見えにくい部分があります。
 しかし、仕事を進めるなかで、事業を行うことでどういった影響を及ぼすのか、様々な観点から確認する必要があるため、専門家や他部局の職員といった多方面の意見を聞くことになります。そのなかでは、勉強になることも多く、自分自身の知見が広がることで、仕事の「面白さ」を感じることができます。
 また、「太陽光発電」、「風力発電」と聞くと、「環境にやさしい」といったクリーンなイメージがありますが、その反面、発電施設の建設によって失われものがあります。例えば、山の上に風力発電用の風車を建設すると、周りの自然環境や動物、植物の生態系などに影響を及ぼすことになります。
 「開発事業と環境保全とのバランスをどうしていくのか」、「環境保全の観点から十分な配慮を行うためにはどうすればよいか」といった困難な社会的課題に取り組むことができ、その1つのセクションに自分自身が携わることができることに「やりがい」を感じます。

Q これまでの仕事で印象に残っていることは?

 

A  防災対策部 消防・保安課に在籍していた入庁1年目の時、ある工場で事故が起こりました。消防・保安課では、高圧ガス・火薬・電気・危険物等に関わる産業保安の分野を所管しているため、現場の状況を確認するために駆けつけました。事故により散乱した工場内、警察等の現場検証、報道機関のヘリの飛行など、その場の光景が強く印象に残っています。
 まだ入庁して間もなかったですが、こういった事故を起こさないために、自分が日々何をしていくべきか、何のために仕事をしていくのか改めて考えるきっかけになったことを覚えています。

 

Q 受験希望者へのメッセージをどうぞ!

 

A  「環境化学」という職種は、仕事をしていくうえで、なかなか成果が見えにくい職種ではありますが、そのなかでも「やりがい」はあります。
 若手職員の話を聞くと、「研究」の業務をずっとできると思って入庁された方もいますが、「環境化学」では、「研究」の分野だけでなく、大気や水質の保全、廃棄物の適正処理、自然環境保護、地球温暖化対策や、高圧ガス等の産業保安など幅広い分野の業務に従事することになります。
 入庁してから違和感を感じないように、まずは、この職種の業務内容のことを調べていただき、この職種のことをもっと聞きたい、教えてほしいといったことがあれば、是非県庁に来て聞いてください!

本ページに関する問い合わせ先

三重県 人事委員会事務局 職員課 任用班 〒514-0004 
津市栄町1-891(勤労者福祉会館4階)
電話番号:059-224-2932 
ファクス番号:059-226-7545 
メールアドレス:saiyo@pref.mie.lg.jp

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