先輩職員の声(農学)
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小林 さん 平成27年4月採用 令和3年3月現在 |
Q なぜ、三重県職員になろうと思ったのですか? |
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A 大学卒業後、農業研究に関わる仕事をしていましたが、その仕事の対象は全国にわたるスケールの大きいものでした。しかし、スケールが大きい反面、自分の仕事の結果が現場にどのような形で反映できているかなど、成果を肌で感じることはなかなかできませんでした。 |
Q フードイノベーション課は、どのような業務をしているところですか? |
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A フードイノベーション課は、「イノベーション促進班」と「ブランド協創班」に分かれています。イノベーション促進班では、産官学が連携し新たなサービスや商品の開発(みえフードイノベーション)や、東京オリンピック・パラリンピックを契機とした県産食材の販売拡大に関する取組、みえジビエの普及促進などを主な業務として行っています。 |
Q そのなかで、小林さんはどのような業務を担当していますか? |
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A 私は、イノベーション促進班に所属し、主に①東京2020大会を契機とした県産食材の販売拡大に関する取組や、②「みえフードイノベーションプラットフォーム」の構築に関わる仕事をしています。 |
Q 1日の(おおまかな)スケジュールを教えてください。 |
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A 8:30 メールチェック、予定確認 |
Q どのような時に「やりがい」を感じますか? |
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A 県が主催となり、県産食材PRイベントを企画する機会もありますが、自ら生産した商品をPRすることに慣れていない生産者の方も多く、思ったように参加者が集まらないこともありました。しかし、そういった方たちに対しては、どういった部分に不安や悩みを抱えているかを親身に聴きとり、イベントで期待できる効果や、私たちが支援できることを丁寧に説明することで、イベントの参加を決意していただきました。イベント終了後に参加者から「貴重な経験をする機会をくれてありがとう。参加してよかった。」と言ってもらえたときは本当に嬉しく、生産者の皆さんの笑顔を見ると、また頑張ろうという気持ちになれます。 |
Q これまでの仕事で印象に残っていることは? |
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A 私たちの仕事は“人との繋がり”が基盤となるということです。新たな挑戦のきっかけをつくるためには、企画の提案だけでなく、ヒトやモノのコーディネートが不可欠であり、それにはたくさんの方の協力が必要です。そのため、まずは自分自身があらゆる分野に関心を持ち、多様な関係者と積極的にコミュニケーションを図ることで、日頃から信頼関係を築いていくことが大事だと感じます。相手の立場や考えを理解しようとする思いやりの姿勢や、既成概念にとらわれないチャレンジ精神も大切です。 |
Q 受験希望者へのメッセージをどうぞ! |
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A 農学技師として入庁すると、農業に関する専門的な技術や知識を活用した業務が主となりますが、配属によっては、農業の分野を越えた幅広い業務に携われる機会もあります。異なる専門分野の仲間と関わり、新たな学びを得ることで、自らも大きく成長することができます。 |