先輩職員の声(環境化学)
工業研究所 食と医薬品研究課 丸山 裕慎 Maruyama Hironori
平成27年4月採用 (異動歴) H27.4 四日市地域防災総合事務所 環境室 H29.4 現所属 平成31年1月31日現在 |
Q なぜ三重県職員になろうと思ったのですか? |
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A 大学時代を県外で過ごしていましたが、三重県を離れ、改めて三重県の良さを実感し、縁のある故郷のために働きたいと思ったからです。その上で、自身の専攻である化学系の知識を生かした仕事がしたいと考え、環境化学技師を志しました。 |
Q 工業研究所は、どんな仕事をしているところですか? |
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A 三重県工業研究所はあらゆる分野の県内企業を支援するために各課(室)で様々な研究を行っています。私が所属している食と医薬品研究課では、食品企業や製剤企業を対象に支援を行います。また、研究業務だけでなく、企業が抱える技術的なトラブルの相談対応や、企業が所望する試験データを取得するために工業研究所で所有している機器の貸し出し、分析等の依頼にも対応しています。 |
Q そのなかで丸山さんは、どのような仕事をしていますか? |
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A 食品の中でも清酒・ビール・ワインに代表される醸造食品を担当し、このような企業を支援する為の研究開発を行っております。 |
Q 仕事の「やりがい」はどのような時に感じますか? |
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A 秋から春にかけての冬の期間は清酒の醸造がピークを迎えます。その間、県内酒蔵から三重県で開発した酵母に関する問い合わせや製造途中のお酒に関する相談、出来上がった製品の品質評価の依頼など多くの相談が寄せられます。この相談の中には、高度で即答できないことや教科書通りの回答では間に合わないことが多々あります。その為、日々勉強することや苦労も多いですが、ひとつひとつの相談に真摯に応えることで、酒蔵からの信頼を積み重ねることができていると実感しております。この確かな成長にやりがいと喜びを感じております。 |
Q 仕事でこれまでで印象に残っていることは? |
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A 平成30年3月11日に東京にある三重テラスで催された『「福島県×三重県」を日本酒でつなぐ心の交流イベント』をお手伝いさせていただいた際の事です。 |
Q 受験希望者へのメッセージをどうぞ! |
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A この時期は自分自身と向き合うことができる貴重な機会です。自分が本当に譲りたくないものが見えてくるはずです。軸を据え、幅広く業界・職種をあたってみてください。 |