ニホンジカの個体数調査を津市美杉町八幡鳥獣害対策協議会と共同で実施しました
平成25年10月27日、津市美杉町奥津及び石名原地区において、三重県林業研究所と津市美杉町八幡鳥獣害対策協議会が共同でニホンジカの個体数調査を実施しました。
当日は八幡鳥獣害対策協議会会員11名の方に参加していただき、区画法という方法により生息数を調査して、生息密度を確認しました。
調査した森林の面積は87haで、延べ23頭のニホンジカを目撃しました。このうち、調査員が重複して目撃した個体を除くと、調査区域では16頭のニホンジカが生息していることが確認されました。
今回の結果からニホンジカの生息密度は18.4頭/km
今後は、糞粒法(特定鳥獣保護管理計画が採用している調査方法)、糞塊法による生息密度を推定し、区画法による推定値と比較検討したいと考えています。
最後に、お忙しい中、調査に参加していただいた八幡鳥獣害対策協議会会員の皆様に厚くお礼申し上げます。