令和5年度第2回林業研究所研究・技術開発等評価委員会を開催しました
1 会議の名称:林業研究所研究・技術開発等評価委員会
2 開催日時:令和6年2月29日(木)13:00~15:00
3 開催場所:林業研究所 森林・林業アカデミー棟中教室
4 出席者:林業研究所研究・技術開発等評価委員4名(全員)
5 評価対象課題及び評価結果(事後評価)
(1) 課題名:生産性向上を目的とした作業日報の入力分析支援ツールの開発
1.評価結果:評価平均点数:12.00点(採択基準12点以上)
2.評価項目別評価結果
・目的の達成度:ある程度目標を達成した(1)あまり目標を達成していない(3)
・得られた成果:ある程度の成果が得られた(1)あまり成果が得られていない(3)
・成果の発展性:ある程度普及させる(3)あまり普及させるべきではない(1)
・今後の展開:発展させた方が良い(3)発展させない方が良い(1)
3.主な意見
・木材の生産性向上のツールとして作業日報を使うのは難しいと考える。
・日報は保育作業の管理には役立つと考える。
(2) 課題名:三重県におけるコウヨウザンの育成技術の開発
1.評価結果:評価平均点数:15.75点(採択基準12点以上)
2.評価項目別評価結果
・目的の達成度:期待以上に目的を達成した(1)ある程度目標を達成した(3)
・得られた成果:ある程度の成果が得られた(4)
・成果の発展性:ある程度普及させる(4)
・今後の展開:発展させた方が良い(3)発展させない方が良い(1)
3.主な意見
・ウサギの被害を考えるとコウヨウザンよりヒノキ、スギの育成技術を高める方が良いのでは。
・コウヨウザンの不利な点である萌芽のメカニズムについて明らかにするとよい。
(3) 課題名:三高品質・低コストなコンテナ苗の生産手法の開発
1.評価結果:評価平均点数:20.75点(採択基準15点以上)
2.評価項目別評価結果
・目的の達成度:ある程度目標を達成した(3)あまり目標を達成していない(1)
・得られた成果:ある程度の成果が得られた(4)
・成果の発展性:大いに普及させる(1)ある程度普及させる(3)
・今後の展開:関連研究・技術開発等を積極的に発展させる(3)発展させた方が良い(1)
・林業人材育成での活用性:大いに期待できる(1)ある程度期待できる(3)
3.主な意見
・育苗容器のコストも含めてトータルの造林コストを研究するとよい。
・品質の評価には十分なデータが揃っているので、条件を整理しまとめるとよい。
6 会議の公開非公開
会議は知的財産の発生に関する情報が含まれていることなどから、非公開で行いました。
7 評価の方法
林業研究所研究・技術開発等評価実施要領に基づく評価
添付ファイル
林業研究所研究・技術開発等評価実施要領