令和2年度第2回林業研究所研究・技術開発等評価委員会を開催しました
1 会議の名称:林業研究所研究・技術開発等評価委員会
2 開催日時:令和3年3月3日(水)10:00~11:30
3 開催場所:Web開催
4 出席者:林業研究所研究・技術開発等評価委員 4名
5 評価対象課題及び評価結果(事後評価)
(1)課題名:県産材を活用した高耐力のスギ厚板張り床構面の開発
1.評価結果:評価平均点数:21.50点
2.評価項目別評価結果
・目標達成度:期待以上に目的を達した(1)ある程度の目標を達成した(3)
・得られた成果:期待以上の成果が得られた(1)ある程度の成果が得られた(3)
・成果の発展性:大いに普及させる(2)ある程度普及させる(2)
・今後の展開:関連・研究技術開発等を積極的に発展させる(2)
発展させた方が良い(2)
・林業人材育成での活用:ある程度期待できる(4)
3.主な意見
・ 木材需要が集成材や合板に偏っている中、このような部材の開発に期待する。
・ 木造住宅などにおいて、県産材のA材の利用拡大を進めるには、構造材や仕上げ材の他に、現状では
あまり使われていない部位にこうした材を利用しやすくするための研究が求められている。
・ 本研究の成果は木造住宅の2F床面に幅広厚板を利用することが構造の安定につながり、かつ1階の
天井の仕上げにできることで、梁桁を現しにする設計にもつながり、梁桁の県産材利用までつながって
いくことを期待する。
・ もう少し安価な木ネジの利用を検討してはどうか。
・ 成果の実用化については、様々な課題があるようですが、ぜひとも実用に向けて発展させていただき
たい。
6 会議の公開非公開
会議は知的財産の発生に関する情報が含まれていることなどから、非公開で行いました。
7 評価の方法
林業研究所研究・技術開発等評価実施要領に基づく評価
添付ファイル
林業研究所研究・技術開発等評価実施要領