労働安全研修会を開催しました
平成28年7月1日、三重県保健環境研究所の赤地重宏主幹研究員を講師に迎え、林業研究所交流館会議室にて労働安全研修会「吸血昆虫媒介性感染症」を行いました。
デング熱やジカ熱など蚊が媒介する感染症の特徴や対策、日本紅斑熱等の媒介者であるマダニに噛まれたときの対処法などについて講演いただきました。
出席者からは、「ダニに噛まれたときはタバコの火を近づけるとよいというのは本当か?」などの質問があり、ダニは吸血するときセメント様の物質で皮膚にしっかり固着し、気づかれないようにゆっくりと吸うので、つまんで引っ張ったり熱を近づけると口器が皮内に残ってしまうのでよくない、といった具体的な解説をいただきました。