地域材利用拡大セミナーで講演を行いました。
平成27年10月19日(月)、三重県木材協同組合連合会主催による地域材利用拡大セミナーが、建築・設計事務所、建築業者、工務店などを対象にメッセウイング・みえ(津市)で開催されました。その中で、当研究所からは、「三重県産スギ・ヒノキ横架材スパン表の活用について」と題し、講演を行いました。講演では、平成22年度に当所が作成、発行したスパン表の冊子を配布し、スパン表の適用範囲、見方等について説明を行い、その活用についてお願いしました。
また、兵庫県森林林業技術センターの永井智主任研究員からは、「スギの横架材利用を促進する技術開発―高強度梁仕口Tajima TAPOS―」と題した講演が行われ、たわみやすく、めり込みやすいスギ材の弱点を克服した高強度な仕口部の開発について説明が行われました。
講演後は、質疑応答が活発に行われ、スギ、ヒノキの横架材としての活用について考えてもらう良い機会になったと思います。
スパン表の活用について説明