低リン米の開発について
「低リン米」の開発
~リン含有量を4割以上低減した米の加工技術を開発~
三重県では、食品メーカー、研究機関、医療機関等と連携して、農産物が持つ機能性を活用した食材の開発を進めてきました。
腎機能の低下した慢性腎臓病患者の方は、食事療法において、症状によってはリンやカリウムの摂取が制限されています。
こうしたリンの摂取が制限される方の食生活の向上に役立てるため、三重県農業研究所、株式会社ミエライス、株式会社サタケの共同研究により開発しました。
開発した低リン米は、精米工程、精米歩合に改良を加えること等により、味を落とすことなく、リンやカリウムの含有率を通常米の4割以上低減しています。