農業研究所のミッションと基本方針
農業研究所のミッション
農業研究所は、次の3つのミッションに基づき研究開発※等を行います。
- 農業の研究開発を通じて、農業という産業や経済の発展に貢献します。
即ち、農業が魅力的な産業として発展できるような技術革新などに取り組みます。 - 農業の研究開発を通じて、地域社会に貢献します。
即ち、農業研究所の知恵・強みを使って、地域・現場の問題を解決します。 - 農業の研究開発を通じて、優れた研究員・技術員や事務職員を育成します。
即ち、研究所の職員が生き生きと生産的に働き自ら成長できる人材の育成を行い、
さらなる人的レベルアップ・組織発展を通じて「産業、経済、地域」への一層の貢献につなげます。
※研究は知恵の創造、開発は知恵を具体化すること(科学的知見を集積・統合して目的に寄与する「製品・サービス等」を実現すること)。
基本方針
- 研究所各室・課のミッションを明確化し、市場・社会・県民の動きや変化に機動的に対応できる自律的な組織体制で研究開発を行います。
- 消費から農業生産に至る価値の創出、また地域特性やその資源等を活かした「新たな商品やサービス」の研究開発を強化し、同時に関係機関等との連携を進め、コンカレント※な研究開発体制を構築して効果的かつスピーディーに成果を創出します。
- 農林水産部(本庁各課等)との直接的連携を一層強化し、本県農業のイノベーションの促進や現場・政策課題のスムーズかつスピーディーな解決に貢献します。
- 県民(生産者や消費者等)の皆様へ確実に成果を届けるため、これまで蓄積した研究開発力や資源を活かしながら、多様な現場の研究ニーズの的確な把握、研究開発計画と企画、研究評価などを通じて、より戦略的な研究開発を推進します。
- 三重県の未来を担う重要な研究開発プロジェク推進や地域の政策課題解決に貢献するため、幅広い知識を持ち高い専門性を備えた底力のある研究開発人材や現場人材の育成を行います。
※研究開発のプロセスに、生産や販売、品質保証、営業、マーケティング、サービスなどの外部機関(+内部機関)などが参加し、各工程の情報などを研究開発部門にフィードバックすることでスピードアップや効率化を行うこと。