大台町滝広地区
- 集落での被害地図作り
住民が被害地図を自分たちで作ることで、被害対策に取り組もうとする意識を共有しました。
写真提供:NPOサルどこネット - 被害状況のアンケート調査
集落内の農地の被害状況や対策の実施状況などを調査し、それを図示すことで、被害が集中する農地や被害対策ができていない場所の情報などを共有しました。
- 集落ぐるみでの追い払い
サルの対策としては、集落全体での追い払いを進めました。
発信機による位置情報をもとに、花火の発射装置なども工夫して、積極的に追い払いをしています。
- 集落を囲う柵の設置
イノシシ、シカの対策として、集落全体を柵で囲いました。
作業は集落住民が出合い作業で行うためコストも削減できました。
- 獣害対策を「地域づくり」へ
出合い作業などの後には、イノシシ鍋などで懇親会。
獣害対策をマイナスだけではなく、集落が結びつくきっかけの1つにしています。
- 獣害対策の進捗状況
1年間の活動のあと、集落の被害調査を行ったところ、前年にくらべ、被害は大幅に減少しました。