副葬品には鉄斧、四神鏡(ししんきょう)、石釧(いしくしろ)、石製小型壺、勾玉5点、管玉42点、ガラス小玉37点がありますが、剣や刀、鏃といった武器類は含まれていません。
石製小型壺は土器を模したもので、4・5世紀の古墳から出土しますが、県内での出土例は稀です。また、ヒスイやコハク、メノウ製など様々な種類の勾玉も注目されます。これらの勾玉は、三重県埋蔵文化財センターでレプリカを作成しており、出前授業で活用しています。
こうした副葬品から、この古墳は4世紀末ごろの古墳時代前期末に築かれたものと考えられ、今のところ亀山市域で最も古い古墳です。

1号墳全景

副葬品の出土状況
おもな時代:古墳時代前期
遺跡の所在地:亀山市川合町
発掘調査発掘調査報告書のリンク:
『上椎ノ木古墳群・谷山古墳・正知浦古墳群・正知浦遺跡』(1992年)