現在位置:
  1. トップページ >
  2. スポーツ・教育・文化 >
  3. 文化施設 >
  4. 埋蔵文化財センター >
  5. 催し物 >
  6. 公開考古学講座 >
  7.  令和6年度公開考古学講座「三重を掘る」第5回を開催しました
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  教育委員会事務局  >
  3. 埋蔵文化財センター  >
  4.  活用支援課 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和07年01月14日

令和6年度公開考古学講座「三重を掘る」第5回を開催しました

 1月12日(日)に、公開考古学講座「三重を掘る」第5回を開催しました。
今回の講座では文化財のみかた講座「フィールドワーク ー古墳の測量ー 」と題した体験講座を行い、16人の方が参加されました。
 
 参加者は4つのグループに分かれ、当センター嬉野分室西側の西山1号墳を平板測量で測量する体験を行いました。「やり方を私から説明して取り組むのもよいのですが、まずは実際にやってみてやり方を覚えてみましょう」という講師の声とともに、参加者の皆さんはそれぞれ、測量に必要な道具を手に、役割分担をしながら一つ一つの作業に挑戦していきました。
 
 初めて触れる道具に興味津々の中、時間が経つにつれ、要領をつかんだ皆さんの作業のスピードがどんどん上がっていきます。あちこちで平板測量で聞かれる「〇〇cmアップ(ダウン)!」「アリダードOKです!」「エスロン(巻き尺)をもう少し水平に!」といった掛け声が聞こえてきました。わずか1時間30分の時間でしたが、写真のように古墳のおおよその形をとらえた図面ができました。
 最後に講師から、「図面を描くことにとらわれるのではなく、測量から対象となる古墳の形をとらえることが大切です。何がどのように見えるかを大事にしましょう」といった話があり、西山1号墳が前方後方墳であることや、古墳の裾の位置のみかたなどについて解説がありました。
 
 参加者からは、「これまで近くの前方後円墳や円墳ばかり見てきたので、前方後方墳は見てみたいと思ってきたが、測量も初めて体験させてもらって、意外と楽しかった」「西山古墳(三重の前方後方墳)に実際登れることに興味があったし、測量のイロハも体験できて楽しかった」「古墳測量が初体験なのでとても楽しめました。大満足です」といった感想があり、楽しんでいただけたようです。

          

               

本ページに関する問い合わせ先

三重県 埋蔵文化財センター 活用支援課 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-7034 
ファクス番号:0596-52-7035 
メールアドレス:maibun@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000295254