講演会には51人の方が参加されました。
講演では、6世紀中頃から8世紀末までおよそ250年にわたって土師器焼成坑で土師器生産が行われていた北野遺跡の出土遺物を中心に、出土状況や焼成方法、形や作り方の変遷について解説しました。
アンケートには、「遺物などの展示や記念講演会を拝見させていただき、土師器生産についてや斎宮との関係など知ることができて興味深かったです」「土師器の焼成坑をはじめて知りました。めずらしい土製のものが見られ楽しかった」などの記述があり、多くの方に楽しんでいただけました。
また、講演会終了後には展示についての質問に対して説明を行い、参加された皆さんは熱心に聞き入っていました。なお、展覧会は引き続き、1月19日(日)(月曜、年末年始休館)まで、斎宮歴史博物館特別展示室にて開催しています。
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講演会の様子①
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講演会の様子②