12月7日(土)より、斎宮歴史博物館特別展示室にて、「第43回三重県埋蔵文化財展」が開幕しました。
今回は、「古代の土器生産」と題し、古代から現代に至るまで連綿と土器生産が続けられてきた明和町周辺にスポットを当て、中でも6世紀中頃から8世紀末まで、約250年間の長きにわたって土師器生産が行われてきた明和町北野遺跡での発掘調査結果を中心とした展示を行っています。
会場では北野遺跡や明和町本郷遺跡などの出土資料が時代順に並べられ、土師器の作り方や形の変遷がよくわかります。また、明和町水池土器製作遺跡や鳥墓(とづか)遺跡出土の土器も展示しています。
会期中の12月14日(土)には、当センター職員による講演会も予定されています。
本展覧会は令和7年1月19日(日)までの開催(月曜日・年末年始休館)となっております。
多くの皆さんのご来場をお待ちしております。
有孔広口筒形土器の展示
会場の様子 展示準備の様子