10月17日(木)に、鈴鹿市立井田川小学校の1年生と3~6年生の児童8名を対象に授業を行いました。
最初にスライドで、学校周辺の遺跡として井田川茶臼山古墳(いだがわちゃうすやまこふん)、能褒野王塚古墳(のぼのおうつかこふん)、伊勢国府跡(いせこくふあと)である長者屋敷遺跡(ちょうじゃやしきいせき)について解説しました。
その後、井田川茶臼山古墳でみつかった須恵器の壺、稲生遺跡(いのういせき)の須恵器や土師器の杯(つき)、土製品などを展示しました。児童たちからは「こんなに大きな土器が見つかったのは不思議で、近くに有名な古墳があったなんて知らなかった。」という感想が聞かれました。
最後に、児童たちはオリジナリティあふれる埴輪や本物の杯に近いものを粘土でつくりました。
事後アンケートでは「本物の土器にふれて良かった」や「粘土で埴輪をつくった」など思い思いの感想をいただきました。これからの学習活動で地域の歴史や文化についての学びをさらに深めていくことを期待しています。(活用支援課)
学校周辺の遺跡の解説の様子 須恵器壺を紹介しました
土器づくりのようす