5月11日(土)に、公開考古学講座「三重を掘る」第1回を開催しました。
今回の講座では文化財のみかた講座として、前半に「馬具のみかた」、後半に「鉄製農工具のみかた」と題する講演を行い、27人の方が参加されました。
講演では、前半では馬具が馬とともに大陸から伝来したことと各馬具の説明、後半では鉄製農工具の歴史とその使われ方について解説を行いました。
事後アンケートには、「馬は好きな動物ですが、その歴史については考えたり調べたりする機会がありませんでした。ですから、今日は第一歩としても聞くことができて有難かったです」「本物の馬具や農工具を身近に見ることができて貴重な体験ができました。時代により大きさや形が変わることも勉強になりました」などの記述があり、楽しんでいただけた方が多かったようです。
講座の様子
展示した遺物(馬具・鉄製農工具)の様子