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令和06年06月12日

津市立南立誠小学校5年生が勾玉づくり体験をしました。

  6月4日(火)に、南立誠小学校のPTAからの依頼で、5年生56人が保護者と一緒に勾玉づくりを体験しました。
 
 最初に当センターの職員が勾玉の説明を行い、「勾玉の形は何に見えるのでしょう?」という質問をしたところ、児童からは「月」や「牙」、「オタマジャクシ」、「陰陽」など積極的な意見が多く出されました。また、児童や保護者には亀山市上椎ノ木(かみしいのき)古墳や津市六大A遺跡出土の勾玉を見てもらいました。「本物をみることができてよかった」という声があり、実物を見ることで勾玉についての理解が深まったようです。
 
 その後、児童は二つの教室に分かれて、勾玉づくりに取り組みました。完成すると「きれいにできて良かった」「お母さんと一緒に作れて良かった」などの達成感が得られたほか、「玉を削る難しさを知り、昔の人はどのように削ったのだろう」といった古代人の技術に思いを馳せる感想も聞かれました。講座や体験を通じて、授業だけでは得られない経験を積むことができたようです。

 今後も親子活動等で本物の遺物を活用した体験を取り入れる機会が増えることを期待しています。

勾玉についての話            

勾玉の実物に触れてもらいました

勾玉づくりの様子

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 埋蔵文化財センター 活用支援課 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-7034 
ファクス番号:0596-52-7035 
メールアドレス:maibun@pref.mie.lg.jp

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