11月18日(土)に、公開考古学講座「三重を掘る」第4回を開催しました。
今回の講座では、聖武行幸~朕、意う所有るに縁りて、暫く関東に往く~と題して聖武天皇が740年に実施した東国(伊勢・美濃)への行幸について講演しました。
行幸のルートや聖武天皇の実績と背景、行幸が日本史の上でどのような意味を持つのか、そして三重県の行幸に関連したと推定される名張市の薦生遺跡や、四日市市の久留倍官衙遺跡などを絡めて解説しました。
参加者の方からは、「聖武天皇の意図(悩み)がよく理解できた。面白かったです」、「聖武行幸の道のり、通行路の考察がおもしろかった」などの声がありました。
満員御礼!!
講座の様子