9月9日(土)に、公開考古学講座「三重を掘る」第3回を開催しました。
今回の講座では文化財のみかた講座として、前半に「須恵器-入門編-」、後半に「土器のなまえ・つかい方・売られ方」と題する講演を行い、42人の方が参加されました。
前半の講演では、須恵器とは何か、作り方や製作技法の痕跡についてなど須恵器の詳しい見方を、後半では須恵器が時代ごとにどんな呼び名で呼ばれていたか、どう使われていたのか、売られていた値段などについて解説を行いました。
事後アンケートには、「須恵器とは、何かよく分かりました。」、「資料(写真・図など)が豊富で分かりやすかった。土器の変化と社会の変化のつながりについて気付かせてくれた。」などの記述があり、多くの方に楽しんでいただけたようです。
講座の様子
展示遺物(須恵器)