令和4年10月22日(土)、松阪市小片野町の小片野新田遺跡で現地説明会を開催しました。当日は好天に恵まれ、95名の参加がありました。
今回の説明会では、室町時代から江戸時代にかけての掘立柱建物や土坑群などを間近で見学していただきました。また、鎌倉時代から江戸時代の土器・施釉陶器・銭貨・火縄銃の弾・煙管などの遺物も見ていただきました。
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、参加者の皆様には受付での検温、連絡先の記入、マスクの着用などにご協力いただきました。また、密集・密接を避けるため、一か所に集まっての全体説明は行わず、自由に遺構・遺物を見学し、各所で職員が個別に解説を行いました。参加者からは「江戸時代の物が見られて、技術の発展が直接わかった。」「地元にこんな遺跡があるとは知らなかったので勉強になった。」などのお声をいただきました。
小片野新田遺跡の発掘調査は、11月中旬までの予定で続けています。