三重県埋蔵文化財センターが保管する考古資料の中から、令和2年度に報告書が刊行されたばかりの小牧南遺跡(四日市市)、筆ヶ崎古墳群・筆ヶ崎西遺跡(四日市市)、松坂城下町遺跡(松阪市)の3つの遺跡から出土した遺物を展示します。
1 展覧名
令和3年度 三重の実物図鑑特集展示 三重県埋蔵文化財センター発掘調査速報展 「土の中から『こんにちは!』」
2 会期・開館時間
会 期:令和4年2月26日(土)~4月24日(日)
休館日:三重県総合博物館休館日(月曜日、祝日の場合は翌日)
時 間:午前9時~午後5時
3 会場
三重県総合博物館3階 三重の実物図鑑 (〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060)
4 概要
1)小牧南遺跡(四日市市)
四日市市小牧町にある、縄文時代(約4500年前)の遺跡です。縄文土器と石の矢じりを中心に30
点を展示します。
2)筆ヶ崎古墳群・筆ヶ崎西遺跡(四日市市)
四日市市小牧町から東員町長深(ながふけ)に広がる遺跡です。筆ヶ崎古墳群は古墳時代(約1400
年前)、筆ヶ崎西遺跡は飛鳥時代(約1350年前)から奈良時代(約1200年前)の遺跡です。須恵
器(すえき)、金環、かんざし、鍛冶炉(かじろ)を中心に22点を展示します。
3)松坂城下町遺跡(松阪市)
松坂城を中心に形成された城下町の遺跡です。江戸時代(約400年前)から明治時代(約130年
前)を中心とした遺物が出土しています。今回はエビの描かれた陶器皿や「通い徳利」、「汽車土瓶」な
ど6点を展示します。
5 主催
三重県埋蔵文化財センター・三重県総合博物館
6 観覧料
無料
<ただし県総合博物館の基本展示・企画展示観覧の場合は別途観覧料(基本展示一般520円 学生310円 高
校生以下無料)が必要>
チラシ(PDF)