令和3年12月18日(土)、紀宝町鵜殿の鵜殿西(うどのにし)遺跡で現地説明会を開催しました。当日は肌寒い気候にも関わらず、38名の参加者がありました。
今回の発掘調査では、中世の溝や柱穴などの遺構が見つかり、陶器や青磁、石鍋、宋銭などが出土しました。
今回の現地説明会は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入口での検温、マスクの着用、連絡先の記入などにご協力いただきました。また、密集・密接を避けるため、一箇所に集まっての全体説明は行わず、自由に遺構・遺物を見学し、各所で職員が個別に解説を行いました。参加者からは、「地元の歴史を身近に感じた。」「質問に丁寧に答えてもらえてよかった。」などの声が寄せられました。
今後も現地説明会等を通じて、発掘調査の成果を紹介していきます。
遺構説明の様子 遺物見学の様子
出土遺物説明の様子 遺構見学の様子