初めに、天花寺には遺跡がたくさんあることを説明し、近くの遺跡から出土した壷(つぼ)や甕(かめ)、高杯(たかつき)などの土器にふれ、観察する体験をしました。
弓矢体験は、初めは慣れない手つきでうまく矢を飛ばすことができなかった子どもたちも次第にコツをつかみ、うまく飛ぶようになると、狩人気分で矢を放っていました。
火おこし体験は、あいにくの雨で条件がよくありませんでしたが、一生懸命に取り組んでいたので、多くの子どもが火をつけることができました。アンケートには、「火おこしが楽しかった。夏休みで一番楽しかった。」「自分の火をつけられたら、友だちを手伝った。友だちと二人でやったのが、楽しかった。」などの感想がありました。
最後に、円筒埴輪(えんとうはにわ)の破片で接合(せつごう)の体験をしました。アンケートには「土器がそのまま出てくることは少なくて、割れたものをパズルのように組み合わせて、部品がなければ石こうで作ることがわかって、手間をかけていることが心に残った。」などの感想がありました。
これからも、子どもたちが歴史に興味を持つきっかけになるように取り組んでいきます。
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