令和3年6月17日(木)の4、5限目に、四日市市立富洲原小学校で出前授業を実施しました。対象は6年生2クラス65人でした。火おこし体験と弓矢体験をクラス毎に行いました。
火おこし体験は、晴天に恵まれ、多くの子が火を起こすことができましたが、火おこしの大変さを子どもたちは実感しました。アンケートには「こんな大変なことをやっていて、すごいと思った。」「火をつけることが一番心に残った。昔はこんなに大変なことをして火をつけていたんだと昔の人の気持ちになれた。」などの感想がありました。火がついた時の喜びを味わってほしいので、できるだけ火がつくように工夫をしていきたいと思います。
ほとんどの子は弓矢体験をしたことがなく、初めはうまく射ることができませんでしたが、次第にコツをつかみ、楽しく活動することができました。また、昔の人は遊びではなく、大切な食糧を得る手段であったことを説明したことにより、昔の人の暮らしを想像しながら矢を射ていた子もいました。
今後も活動を通して、昔のくらしを学び、昔の人の知恵や苦労に気づく授業を展開していきます。