令和2年10月4日(日)に、宮リバー度会パークで出前講座をしました。度会町では来年度に開催される「三重とこわか国体」の炬火(きょか)イベントとして、令和3年4月4日に「舞切り式」(まいきりしき)を用いて採火(さいか)をします。そこで、運営をされる度会町スポーツ推進委員さんを対象に昔の火おこし体験をしていただきました。皇學館大学の学生さん3人も南勢地域の市町が発行している広報誌に載せる国体特集(来年の3月号)の取材のため、一緒に火おこし体験をしました。
当日は、絶好の火おこし日和でした。初めはコツがつかめず、火種はできるものの、なかなか火がつかない人もみえましたが、何とか全員が成功の喜びを味わうことができました。中には、団扇(うちわ)であおいだり、「錐もみ式」(きりもみしき)を試みたりする人もいました。参加者は意欲的に取り組んでいましたので、自信をもって、火おこしを教えられるようになったと思います。
埋蔵文化財センターも来年度の「三重とこわか国体」の成功に向けて、協力することができました。来年の4月4日が楽しみです。
アンケート調査結果は
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