3限目の縄文・弥生・古墳時代の学習では、まず、遺跡地図を見て機殿小校区には多くの遺跡があること、学校に隣接する魚見里前(うおみさとまえ)遺跡からも遺物が多く出土していることを知り、子どもたちは遺跡や土器が身近なものであることに気づきました。次に、縄文時代には煮炊きをするための土器が、弥生時代には米を保存するために壺が、古墳時代には渡来人がやってきて須恵器が作られようになり、昔の人は土器を暮らしの中で活用し、生活を豊かにしていたことを学びました。
4限目は、「壺」と「埴輪」について、学習を深めました。壺はものを保存するために首が細いこと、埴輪は古墳の上に並べられたことなどを学習しました。縄文土器には渦巻模様、弥生土器には水平模様が多く描かれていること、埴輪は埋葬された人物を守るために家や兵士などいろいろな種類があることも知りました。また、割れている本物の埴輪をつなぎ合わせる接合の体験もしました。模様や色、どこの部分であるかを考えながら、子どもたちは一生懸命に取り組んでいました。最後に、土器や埴輪を実際にふれて、大きさや手触りを体感しました。
今後も学校の希望に添えるように、取り組みを進めていきます。