5限目の前半に、新鹿小学校周辺の遺跡について学習しました。遺跡地図を見ながら、校区には縄文時代や弥生時代の遺跡、戦国時代の城跡があり、江戸時代の熊野古道も通っていることを学習しました。そして、縄文時代の土偶(レプリカ:松阪市粥見井尻遺跡出土)や縄文土器、弥生土器、須恵器(すえき)、戦国時代や江戸時代の陶磁器に触れて感触や重さなどを確かめました。
6年生の児童にとっては学習したことの復習に、5年生の児童にとっては次年度の学習に向けての動機づけとなりました。
5限目後半からは中庭に移動して、舞きりを使った火起こし体験を行いました。周囲を建物に囲まれて風がほとんど当たらない絶好の場所でした。職員がアドバイスしたり補助したりしてコツをつかむと、児童は上手に舞きりを回すことができるようになり、6限目の終わりまでには全員が火を起こすことができました。
授業後のアンケートでは、「昔の人のくらしがよくわかった。火おこしはすごくむずかしくて、昔の人はがんばっていたんだなあと思った。」「楽しかった。土器のことを知れてよかった。」といった感想が寄せられました。