初めに、縄文・弥生時代の食事を食事模型やパネルなどを使って学習しました。当時の人々は狩りや漁、採集によって、シカやイノシシ、ウサギ、鳥などの動物、魚や貝、クリなどの木の実やワカメなどの海藻を得ていたこと、弥生時代には米作りが行われるようになったことなどを学びました。また、実際に土器や石器、土偶に触れ、貫頭衣を着て、弓を引き、石包丁で稲穂を摘み取る体験もしました。「弓矢がすごくかっこいいと思った。」「石包丁をもってみたけど、切りやすそうですごかった。」などの感想がありました。
次に、校舎で囲まれた中庭で火おこし体験をしました。火おこしは「舞ぎり式」という方法で、一人ひとりがチャレンジをしました。煙は出るものの、なかなか発火には至りませんでしたが、生徒たちは時間まで一生懸命に取り組んでいました。結果は15人中6人が成功の喜びを味わうことができました。ほとんどの生徒が火おこし体験は初めてだったので、「けむりが出て、うれしかった。」「また、したい。」という感想が多く聞かれました。
今後も楽しみながらできる体験活動を通して、生徒が昔の人々の生活や歴史に興味をもつきっかけになるような授業を展開していきます。
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